先日行われたF1日本GP決勝レースの9周目、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはスプーンカーブで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンをオーバーテイクしようとイン側に飛び込んだ。しかし両者は接触。ベッテルはスピンを喫し、最後尾付近までポジションを落とすこととなった。
ベッテルはポジションを守ろうとしたマックス・フェルスタッペンの動きはあまりにも厳しかったと感じており、直接話し合うことが必要だと考えている。
日本GP決勝翌日、ルイス・ハミルトンが東京に現る。激戦の疲れも見せず……
なおフェルスタッペンは、スタート直後のシケインでキミ・ライコネンと接触。5秒のタイムペナルティが科せられている。
「彼はとても速い。でも、キミとの接触に繋がったコースへの復帰の仕方は、何の役にも立たない」
フェルスタッペンのレース中に動きについて尋ねられたベッテルは、そう語った。
「『セブがこう言ってる。マックスはこう言った』というだけで終わらせたくない。正しい時が来たら、僕は彼と話し合うだろう。その方が良いと思う」
「でもみなさんがこの質問を僕にするから、僕は答えているんだ」
ベッテルは、スプーンカーブでフェルスタッペンに仕掛けたのは、野心的なことではなかったと主張。ライコネンとの事故によりフェルスタッペンが5秒のタイムペナルティを受けていたことを考えれば、仕掛けるタイミングを待つべきだったとの指摘を退けた。
「待つ余裕が何回あると思う?」
ベッテルは記者団にそう語った。
「僕は彼とだけレースしているわけじゃない。前にいる全員とレースしているんだ」
「彼のバッテリーレベルは下がっていた。ライトが点滅しているのを、僕は見たんだ。僕は彼との距離を近づけたまま、S字を走っている途中にバッテリーを節約しようとした。そして、ヘアピンをうまく立ち上がることができた。そしてターン12でスリップストリームに入ることができ、(スプーンに向け)ブレーキングしてターンインする際、サイド・バイ・サイドになることができた」
「他のマシンとも同じような状況になることがあった。でも、僕らはコーナーをクリアすることができた」
「確かに、オーバーテイクがしやすい場所ではない。でも、もしサイド・バイ・サイドになっているのなら、オーバーテイクするのはフェアだと思う。僕は接触を避けるために全力を尽くした。でも彼がスペースを閉じてしまえば、僕はどこに行けばいいんだろうか?」
ベッテルは、フェルスタッペンは接触を避けることができたはずだが、状況をより難しくしようとしたと考えている。
「問題は、彼が僕が横にいるのを見た時に、ブレーキから足を離して、プッシュしようとしたことだと思う」
そうベッテルは語った。
「でもそれは間違ったことだと思う」
「彼は僕だけを見ていた。でも、コーナー全体を見渡すべきだと思う。そして僕らがお互いに、最初の位置でコーナリングする必要がある。その後で、イン側やアウト側に誰がいるのかを解決するべきだ」
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