富士スピードウェイで開催されているインタープロトシリーズの第5戦と第6戦が10月7日(日)に行われ、小林可夢偉がKCMGから参戦し、大きな注目を集めた。
インタープロトシリーズは、元レーシングドライバーの関谷正徳氏がプロデュースし、2013年から開催されているワンメイクレース。使用するのは、4リッターV6エンジンをミッドシップに搭載した専用マシン『Kuruma』で、タイヤはヨコハマタイヤのワンメイク。レースはジェントルマンクラスとプロクラスに分けて開催され、各チームは必ずジェントルマンドライバーとプロドライバーの2人がエントリーをしなければならない。
小林可夢偉、初優勝に手は届かず「このような形で優勝を逃して残念」/スーパーフォーミュラ第6戦岡山
プロクラスでは、スーパーGTでチャンピオン経験を持つ松田次生、ロニー・クインタレッリに加え、スーパーフォーミュラ王者である石浦宏明や国本雄資らが参戦。さらに今季は全日本F3、スーパーGT300クラスで活躍する坪井翔や宮田莉朋もエントリーしており、通常のスーパーGTやスーパーフォーミュラでは見られないドライバーの組み合わせで、しかも同じマシンでのガチンコ勝負が楽しめるとあって、年々来場者数も増えているカテゴリーだ。
そこに、この第5戦と第6戦は新たにKCMGが参戦。ジェントルマンドライバーにはチームオーナーであるポール・イップがエントリーし、プロクラスには同チームでスーパーフォーミュラに参戦中の小林可夢偉が参戦することになったのだ。
今回の参戦に関しては、今年の早い段階から話があったとのことで、現在スーパーフォーミュラで所属しているチームということもあり小林はドライブすることを快諾したという。
とはいえ、このマシンに乗るのは今回が初めての小林。他車と比べてもストレートスピードが伸び悩み、予選では10番手となった。
第5戦の決勝ではスタート直後にクラッチに不具合が出たとのことで、1周目でピットイン。そのままリタイアとなってしまった。
インタープロトでは第5戦終了時の結果が第6戦のグリッドとなる。チェッカーを受けた各車はすぐにグリッドに向かい第6戦がスタート。小林のマシンも修復を終え、最後尾からレースに臨んだ。ペースが上がらず前の集団についていくのが難しい状況だったが、それでも前を行く国本雄資(NETZ NOVEL MIE)をパスしポジションを上げたが、後半で再び抜かれてしまい10番手でチェッカーを受けた。
なお、第5戦は山下健太(RSS・インタープロト)が、第6戦は坪井翔(J-Gear7 とおる君)が優勝を飾った。
レースを終えた小林は、「いつも僕が出ているレースは“仕事”ですけど、これはエンジョイレースなので、すごく楽しむことができました。第6戦でも(国本)雄資とのバトルを楽しむ展開になりました」とコメント。今季彼が参戦してるWEC(世界耐久選手権)やスーパーフォーミュラ、スーパーGTとは違い、終始リラックスした表情で臨んでいたのが印象的だった。
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