FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・グレートブリテンが行われ、M-スポーツ・フォードのセバスチャン・オジェが総合優勝。トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが2位、エサペッカ・ラッピが3位となった。
トヨタのオット・タナクは絶好調。デイ3の時点で大量リードを築き、さらにその差を40秒以上にまで広げていたが、SS16でラジエーターを破損。エンジンにダメージが及ぶのを防ぐため痛恨のデイリタイアとなり、4連勝が幻に終わってしまった。
タイトルを争うために、もっと速さを……トヨタに期待を寄せるタナク
これで首位に浮上したのは、Mスポーツのセバスチャン・オジェ。タナクを欠いたトヨタだが、ラトバラやラッピも好調をキープ。オジェに対して2番手のラトバラが4.4秒、3番手ラッピが11.8秒差で最終日を迎えた。
今回のパワーステージは、最終日5本あるSSの内、2本目のSS20。ここで最速タイムをマークしたのはラトバラで、タナクもラリー2規定に基づきデイ4に再出走し2番手となった。オジェが3番手、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が4番手、ラッピが5番手でボーナスポイントを獲得した。
SS20を終えた時点で首位はラトバラとなったが、S21、SS22で意地を見せたオジェが逆転、3.1秒のリードでターマックで争われる最終SS23を迎えた。
しかしSS23のスタート時刻が1時間30分以上ディレイ。その原因はフィニッシュ地点近くで”インシデント”があったためだとのことで、motorsport.comの調べでは2台のバイクによる衝突事故が起き、現場には救急ヘリも呼ばれたということのようだ。
このディレイの影響でSS23にはWRC2クラスの2台を含む、12台のみの出走に。ステージも短縮されて実施された。
結局、オジェがさらに7秒リードを広げ、ラリーGB史上最多の5勝目を挙げた。ラトバラはラッピとともに表彰台フィニッシュを果たし、トヨタがマニュファクチャラーズ首位を守った。
優勝したオジェは、総合5位に終わったランキング首位のヌービルとの差を7ポイントまで縮めた。
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