MotoGP第15戦タイGPの初日が行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾが総合トップタイムをマーク。しかしそのチームメイトであるホルヘ・ロレンソは大クラッシュを喫し、欠場が決定した。
今回が初開催となるタイGP、最初のセッションであるフリー走行1回目(FP1)で速さを見せたのはヤマハだった。トップタイムを記録したのはマーベリック・ビニャーレス。2番手にはバレンティーノ・ロッシが0.270秒差で続き、3番手がドヴィツィオーゾとなった。
中上貴晶、トップ10入賞逃し悔やむ。一方でロッシから学んだこととは?
ポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はセッション序盤に転倒を喫したが、セッションの大部分でトップに立っていた。終盤のタイムアタック合戦でタイムをあげる事はなく、最終的には5番手でセッションを終えている。
LCRホンダの中上貴晶は、チームメイトのカル・クラッチローを0.2秒上回り、8番手タイムを残した。
FP2がスタートすると、すぐさまマルケスが走行開始。1分31秒188というタイムで、残り時間4分までタイムシートのトップに君臨していた。
すると、セッションは残り時間12分36秒の時点でセッションは赤旗中断となった。ロレンソが3コーナーへのブレーキングで大きくリヤをスライドさせたことでハイサイドが起き、ロレンソは宙に放り出されてしまったのだ。バイクは大破したが、幸いロレンソはひとりで座ることはできる状態。だがストレッチャーに乗せられ、メディカルセンターに搬送された。
セッションが再開されると、終盤のアタック合戦でビニャーレスがトップタイムを更新。それをさらにドヴィツィオーゾが上回り、セッショントップとなった。
3番手にはクラッチロー、4番手がマルケスとなった。5番手以下はダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、アルバロ・バウティスタ(ニエト)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、ロッシ、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)までがトップ10。中上はドヴィツィオーゾと0.624秒差の13番手となっている。
心配なロレンソの状況だが擦過傷のほか、左手首と右足首を打撲した。さらに、彼は前戦アラゴンGPで負った右脚の怪我を悪化させてしまったようだ。幸い骨折などの重傷はなかったが、以降のセッションは欠場が濃厚となっている。
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