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スポーツ 2018.10.5

メルセデスに遅れを取ったフェラーリ「差を詰められなかったレースもあるが、技術開発の方向性を見失っていない」

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 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ベルギーGP後からメルセデスに遅れを取るレースが続いているものの、フェラーリは技術開発面の方向性を見失ってはいないと話した。

 シンガポールGPとロシアGPの2戦で、フェラーリはメルセデスに対して完敗。ロシアではフロントエンドにアップデートを投入したものの、ベッテルのタイムはメルセデスより0.5秒以上も遅かった。

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 今のところフェラーリの最後の優勝はこのベルギーだが、その後は競争力のバランスが逆転。フェラーリの負けが続いている。メルセデスは、フェラーリと戦えるように大急ぎで開発を行い、それが功を奏した形だ。

 フェラーリは技術面に関して方向性を見失ってしまったのかを尋ねられたベッテルは、「僕たちの技術に関する方向性をどうやって知ったの? 僕はそうは思わない。僕たちは方向性を見失っていない」と答えた。

「僕たちはマシンを改善できている。計画していたステップを超えて、そしてまたその次のステップがやってくる」

「他のチームと比較して、自分たちがどこに位置しているのか、決してわからないだろう。彼ら(メルセデス)が越えたステップは僕らのものより小さいかもしれないし、大きいかもしれないけど、僕にはわからない」

「僕たちのエンジニアに伝えたのは、自分たちがこうなりたい、どういう位置に居たいということだ」

「もちろん、よりパフォーマンスを向上させて常にもっと先を行きたいと思う。でもそれは全員にとって同じことだ」

 ベッテルは、今年の初めにはフェラーリの持つアドバンテージが誇張して報道されていたと考えており、現在メルセデスがじりじりとその差を詰めてきたことに驚いていないと話した。

「僕たちには強いマシンがあるけれど、人々の意見とは反対に、それがシーズンを支配するようなマシンではないと何度も話してきた」

「シーズンを通してとても拮抗している。でも、僕たちが十分に差を詰めることができなかったレースもたくさんあった」

「先週(ロシアGP)のように彼らが僕たちを弄ぶようなレースを見れば、彼らには僕たちよりもペースがあったことが分かる。あのレース以外にも、僕たちには彼らの持つペースがなかったレースもある」

 今週末の日本GPを含めて、今シーズンも残すことろあと5レースとなったが、ドライバーズランキングにおけるベッテルとハミルトンのポイント差は50で、ちょうど2レース分だ。ベッテルは、タイトル争いの流れを変えるために、鈴鹿をラストチャンスと捉えてアプローチすることを考えてはいないと主張した。

「”今やらなければ、もう次はない”というやり方は好きじゃないんだ。この言葉にたくさんの意味があるとは思っていない」

「毎週末アタックをするけれど、毎週末状況もトラックも環境も異なる。今はここにいることができてとてもハッピーだ」

「僕はこのトラックが大好きだ。世界中のサーキットの中でもお気に入りだ。だからこれまで以上に楽しめるだろうし、自分にとって不利なことに目を向けてレースを台無しにするようなことはしたくない」

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(motorsport.com 日本版 Valentin Khorounzhiy)

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