鈴鹿サーキットで開幕した2018F1日本GP。初日の午後にフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が午前に引き続きトップタイムをマーク。ベストタイムは1分28秒217で、金曜日の段階で早くも1分27秒台に届きそうな速さをみせた。
当初は、午後のフリー走行2回目は雨が降るのではないかと予想されていたが、逆に天気は回復傾向に向かい、セッション開始前には一瞬青空も広がった鈴鹿サーキット。気温24度、路面温度31度、ドライコンディションで1時間30分のセッションがスタートした。
30回目の鈴鹿F1開幕! FP1ではハミルトンがトップタイム
真っ先にコースインしたのはマクラーレンの2台。フェルナンド・アロンソは午前中のフリー走行1回目でコースオフを喫しており、思うように周回を重ねられなかっただけに、その遅れを取り戻すべく積極的に走り込んでいた。また今回のセッションからストフェル・バンドーンが乗り込み、走行に臨んでいる。
開始10分を経過してタイムシートの上位につけたのはフェラーリ勢。セバスチャン・ベッテルが1分29秒971を記録。0.032秒差でキミ・ライコネンが2番手につけた。
開始20分を迎える頃にはメルセデス勢もコースイン。午前中に引き続きルイス・ハミルトンが速さをみせ1分28秒911でトップタイムをマークした。
他にも各車が順調に周回を重ねる中、ピエール・ガスリー(トロロッソ)のマシンは、燃料タンク周りにトラブルが発生したようで、作業にかなりの時間を要した。開始30分を過ぎても、まだコースインできない状態が続いた。
セッションの3分の1にあたる30分を経過したところでトップはハミルトン、2番手にベッテル、3番手にダニエル・リカルド(レッドブル)という上位陣の顔ぶれとなった。
ここからはロングランをメインとしたプログラムを行うチームが増え始めたが、セッションの折り返しを迎えたところでハミルトンがスーパーソフトタイヤを装着しアタック。1分28秒217を叩き出し、金曜日の段階で早くも1分27秒台に手が届きそうな走りを見せた。これに続いてバルテリ・ボッタス(メルセデス)もスーパーソフトタイヤでタイムを上げ、1分28秒678で2番手につけた。
セッション後半は各コンパウンドのタイヤを履いて、ラップタイムやマシンバランスを確認するチームが増える中、残り30分を切ってようやくガスリーがマシンに乗り込んだが、最後まで燃料タンク周りの作業が続き、残り15分でようやくコースイン。早速スーパーソフトタイヤでタイムアタックを行い、1分30秒795で13番手につけた。
このセッションも大きなアクシデント等はなく、予定通り15時30分に終了。午前に続いてハミルトンがトップタイム、ボッタスが2番手につけた。
3番手にはベッテルが0.833秒差でつけたが、フェラーリ勢はロングランでタイヤにブリスターが出るなど不安材料を抱えている様子。ペースに関してもメルセデス勢から明らかに遅れをとっており、順位以上にライバルと大きな差をつけられているようだった。
これに対し、メルセデス勢はロングランでも安定して速く、タイヤの消耗にも異常は見られなかった。明日は台風の影響で雨になることが予想されているが、初日の2セッションで早くも一歩リードしたという印象だった。
ホンダのパワーユニットを搭載するトロロッソ勢は、ブレンドン・ハートレーが10番手、ガスリーは13番手で初日のセッションを終えた。
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