今年で30回目を迎えた鈴鹿サーキットでのF1日本GPがついに開幕。初日から多くのファンが詰めかけるなか、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、早くも1分28秒台をマークする速さをみせ、セッショントップを飾った。
台風25号の接近が懸念される鈴鹿サーキット。昨日から雨模様になっていたが、金曜日のフリー走行1回目でもセッション開始直前になって雨が落ちるシーンもあったが、ドライコンディションの状態でセッションスタートを迎えた。また、初日のセッション1回目にも関わらず、日本GPを楽しみにしていた多くのファンが朝早くから来場。1、2コーナーやヘアピン、シケインのスタンドはほぼ満員状態になるなど、早くも熱気に包まれていた。
鈴鹿でスペック3のPU使用のトロロッソ「週末を通して使い続けたい」
気温21度、路面温度24度の午前10時にグリーンシグナルが点灯すると、カルロス・サインツJr.(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の順に続々とコースイン。そのほとんどがウイングやボディにセンサーをつけて、データを収集していた。なお、マクラーレンはストフェル・バンドーンに代わってランド・ノリスがフリー走行1回目を担当している。
開始5分を過ぎて、まずタイムを記録したのがダニエル・リカルド(レッドブル)。ソフトタイヤで1分30秒651をマークした。続いてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分30秒298を記録すると、開始15分のところでリカルドが1分30秒030をマークしてトップタイムを更新。セッション序盤はレッドブルの2人が積極的に周回を重ねる流れとなった。
開始20分を過ぎるとチャンピオン争いをするフェラーリ勢、メルセデス勢の4台がコースイン。その中でもフェラーリの2台はスーパーソフトタイヤを装着していたのに対し、ハミルトンはミディアム、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はソフトタイヤを装着するなど1セット目のタイヤ選択が、それぞれ異なった。その中でも速さを見せたのがボッタス。早くも1分30秒台を切り、1分29秒842をマークした。
セッション開始から35分。シケインで、ちょうどタイムアタックのために間隔をあけようとしていたピエール・ガスリー(トロロッソ)と全開でシケインに飛び込もうとしたハミルトンが交錯。幸い接触はなかったが、ハミルトンはシケインをオーバーランしてしまった。なお、このインシデントに関してセッション後に審議をするとレースコントロールが明らかにした。
開始40分を迎えるところで各車が続々とピットイン。タイヤを替えたり、セッティングの変更を行った。セッション後半に入って、真っ先にコースインしたのがアロンソ。ミディアムタイヤを装着してタイム計測に臨んだが、デグナー1つ目でスピンを喫してしまった。
その他のマシンも続々とコースイン。ここでタイムを上げたのがメルセデス勢で、まずはミディアムに履き替えたボッタスが1分29秒137を記録すると、ソフトを装着したハミルトンが1分28秒691を叩き出し、トップに浮上した。その直後、ガスリーが2コーナーでコースオフ。彼は自力でコースに復帰した。その後はしばらくピット内での作業を強いられたが、残り30分を切ってコースイン。1分31秒162で12番手につけた。
セッション終盤は各車ともロングランを中心としたプログラムをこなしていたようで順位の変動はなく、11時30分にセッション終了。ハミルトンが早くも昨年の予選Q2の上位に匹敵するタイムをマークし、フリー走行1回目をトップで終えた。2番手にはボッタス、3番手にはリカルドが続いた。
逆転チャンピオンに向けても後がなくなってきたフェラーリ勢はライコネンが4番手、ベッテルが5番手。スーパーソフトを装着しての走行が中心だっただが、トップから0.9秒も離される結果となってしまった。
ホンダのパワーユニットを搭載するトロロッソはガスリーが11番手、ブレンドン・ハートレーが17番手となった。
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