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スポーツ 2018.10.2

ホンダ、アップグレード版PUの”振動”を調査へ。今週末の日本GPで使用なるか?

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 ホンダは、ロシアGPの初日にアップグレード版のパワーユニットを投入した。しかし、2日目以降は従来仕様のパワーユニットに戻した。


 新型のパワーユニットは、パフォーマンス向上が確認され、トロロッソを喜ばせた。しかしその一方で”不適切な挙動”がみられた為、2日目以降は予防措置として従来仕様のパワーユニットに戻したという。

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 今週末はホンダにとってホームレースとなる日本グランプリ。その為鈴鹿には、アップグレードされたパワーユニットを、ペナルティなしで再度投入することが目指されている。ホンダはそのためにも、ロシアで得られたデータを再検証するという。


「テストデータを評価する必要があります」

 ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治は、motorsport.comに対してそう語った。

「新しいスペックのベンチテストを計画しています。そして、キャリブレーション(データと実際のパフォーマンスを比較すること)を最適化しようとしています」

「その最適化のレベルがレースに使用するのに適しているならば、そこで使うか使わないかを決断します」

 新スペックのパワーユニットは、予想以上に高い振動が起きていたという。これは主に、ドライバビリティを損なうことになる。

 どんなエンジンでも、コース上では振動が発生する。しかしシャシー自体の周波数と相反するモノとなっていた場合、その振動問題は悪化する可能性がある。

 現在の状況に対してホンダは、キャリブレーションに必要な作業を、ほんの数日で行うことができると考えている。

「キャリブレーションを最適化するのは、簡単ではありません。しかし、不可能ではありません」

 そう田辺テクニカルディレクターは語った。

 ホンダのアップグレードについては、トロロッソのドライバーらが賞賛。チーム代表のフランツ・トストも、「すでにルノーよりも先行している」と語った。

 田辺テクニカルディレクターは、ルノーとの比較についてはコメントしなかったものの、その進歩には満足していると語る。

「(比較する上で)シンプルで、簡単なのはパワーです」

「期待通りの改善を見ることができました。それが今週末に新しいパワーユニットから見つけることができた、主な項目です」

「新しいアップグレード版のスペックを金曜日に投入することができ、満足しています。しかし土曜日と日曜日に従来のスペックに戻す必要があったことには、満足できません」

「新しいスペックからは、いくつかの肯定的なパフォーマンスを見ることができました。実際には否定的なものもありましたが、我々にとってはポジティブでした。レースで使用するのに向け、改善が必要ないくつかの領域を見つけることができました」

 従来スペックに戻したことで、ホンダは新旧パワーユニットの比較を行うこともできた。

「もちろん、最大パワーだけでなく、低速領域も含んでいます。今週末に同じコースから情報を得られた、多くの領域があります」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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