レーシング・ポイントフォースインディアのエステバン・オコンは、ロシアGPの決勝レースでチームの指示に従い僚友セルジオ・ペレスと順位を入れ替えてポジションアップを狙ったことについて、このやり方ではうまくいかず、戦略を見直さなければならないと語った。
決勝レースでは、オコンとチームメイトのセルジオ・ペレスがケビン・マグヌッセン(ハース)の後ろで抑えられてしまった。そこでペレスは、マグヌッセンに仕掛けるために自分をオコンの前に出すようチームに要求。チーム側は、ポジションを入れ替える前に、オコンに対してマグヌッセンをオーバーテイクするための時間を与えた。
その後オコンはマグヌッセンを攻略できず、チームはオコンとペレスのポジションを入れ替えた。しかしペレスもマグヌッセンをオーバーテイクすることができなかったため、両者は再度ポジションを入れ替えてオコンが9位、ペレスが10位でレースを終えた。
レース後、オコンは中団チームはそれぞれのバトルをしていたことを挙げ、”クラスB”(メルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3以外のチーム)の表彰台を獲得したようなものだと話した。
「僕らにとって、9位というのは3位を獲得したようなものだ。それほど悪くないけど、ベストな結果ではない」
「僕たちにはもっとペースがあったと思う。少なくともハースの前を走れるくらいのペースがあっただろう。少し残念だ」
「前のマシンを捉えることができるかどうかを見るために、僕たちはポジションを入れ替えた。でも、僕はこのやり方がうまくいったとは思っていないので、僕たちはこれを見直さなければいけない」
マグヌッセンや”クラスB”勝者のシャルル・ルクレール(ザウバー)の後ろでレースを終えたことを受けて、もっと良い結果を得るために、チームには何かできたことがあるはずだと両ドライバーは考えている。
「もう一度戦略を考え直さなければならない。だけど、僕たちにとって非常にタフなレースだった」とオコンは話した。
「チームのポイントやトライしなければいけないことは理解している。でも、うまくいかなかった。だから、もっとうまくやれることはないのかを考えたい」
「セルジオが後ろにいた時、彼と僕の距離は近くなかった。僕が彼の後ろを走っていた時は、近づくことができなかった。そこからレースが動かなくなってしまった」
一方のペレスも、「今日はお互いに後ろをついて走らなければならなかった」と語った。
「チームは最大限のことをしてくれた。彼らはマグヌッセンにプッシュするチャンスをくれた。あの時、僕の方が少し速いと思っていた。でも実際はそうではなかった」
「十分にフェアだと思う。エステバンはポジションを取り戻した。僕らが今日こういうことをしたんだ」
「ザウバーはどこからともなく現れ、僕たちに圧勝した。彼らは素晴らしい仕事をした」
「オープニングラップで彼(ルクレール)を見たけど、その後は行ってしまった。とても驚いたよ」
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