トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダがロシアGPに持ち込んだアップデート版パワーユニット(PU)の進歩を歓迎し、ルノーを逆転することができたと考えているようだ。
ホンダは、ロシアGP初日のフリー走行でシーズン2回目のメジャーアップデートを施したPU、通称スペック3を導入したが、土曜日以降は旧スペックのPUが使われている。スペック3は次戦日本GPに向けてさらなる微調整が施されるとのことだが、このアップデートは重要な前進を果たしたとチーム側も歓迎しているようだ。
トロロッソ・ホンダのガスリー「今週末は素晴らしい感触。グリッド降格は残念」
「ホンダは大きく前進している」と、トストはmotorsport.comに語った。
「金曜日、我々は新しいスペックのPUをマシンに搭載したが、本当にファンタスティックだった」
今回のアップデートにより、ホンダはルノーに追いつくことができたのか。そうトストに尋ねると「ルノーの前だ」と答えた。
「我々は今回グリッド後方からスタートしなければならないし、マイレージを抑え、微調整を行うためにスペック2に戻すことを決めた」
「鈴鹿ではそれが使えるだろう」
ホンダが持ち込んだアップグレードは、主に内燃機関(ICE)のアップグレードであり、その他のコンポーネントについても最適化といったマイナーアップデートが施されている。
トストは、来年のホンダPUについて同じデザインは使われないだろうと示唆。しかし彼は「変更があるというだけで、詳細については言いたくない。言えるのは、彼らは本当に良い方向に進んでいるというだけだ」とコメントした。
来季からホンダPUを使うことになるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はすでに数回、ホンダへの期待について言及している。トストのコメントについてどう思うか尋ねると、彼はトストに同意すると述べた。
「来年からホンダと走ることが発表されてからすぐ、僕はそれにかなりの注意を払っている」
「彼らは明らかに前進しているし、今週末も非常にポジティブだった」
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