2018全日本F3選手権SUGO大会の第15戦の決勝レースが行われ、カローラ中京 Kuo TOM’S F317の坪井翔が今シーズン12勝目を飾り、今年のF3タイトルを獲得した。
午前中に行われた公式予選でのベストタイムによりこの第15戦のグリッドが決定していた。しかし4番グリッドを獲得していた大湯都史樹(TODA FIGHTEX)は、午前中に行われた予選での河野駿佑(HubAuto F318)との接触の責任を問われ、3グリッド降格ペナルティを科され7番手からのスタートに。なお、河野は最後尾からの出走を果たした。
SUGO大会予選:坪井、チャンピオンに王手。レコード更新でPP獲得
また阪口晴南(TODRA FIGHTEX)は、エンジン交換による5グリッド降格ペナルティを受け10番手からのスタートとなった。
ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)がホールショットを奪い、2番手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が続いた。その後ろでは金丸悠(B-MAX RACING F3)がスタートを決めて3番手に浮上したが、笹原右京(THREEBOND)はホイールスピンを起こしてポジションを落としてしまった。
2周目に入ると、笹原は1コーナーで金丸のインをついてオーバーテイクを完了させ、3番手を取り戻した。翌周には後方で片山義章(YTB F318)がTODA FIGHTEXの2台をパスして5番手に浮上するなど、各所でポジション争いが繰り広げられた。
トップを走る坪井は、4周目には早くも宮田とのギャップを1秒に広げた。この上位2台は徐々に後続とのギャップを築き始め、その差はレース折り返しを迎える頃には3秒、レースの3分の2を消化した時点で約4秒となった。
後方では最後尾からスタートした河野が11番手までポジションを上げ、前を走るDRAGON(TEAM DRAGON F3)を捉えようと積極的に仕掛けていく。その後ろでは三浦愛(EXEDY B-Max F317)が山口大陸(タイロクレーシング28号)に迫っていた。
坪井と宮田のギャップは1秒前後のままレースは終盤へ。宮田は最終ラップに坪井の背後0.3秒まで迫ったが、オーバーテイクには至らず、坪井が今シーズン12勝目を挙げて今年のF3タイトルを手にした。
2位には宮田、3位には笹原が入り表彰台を獲得。金丸、片山、大湯の6位までが入賞となった。
全日本F3選手権 第15戦結果
1. 坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
2. 宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)
3. 笹原右京(THREEBOND)
4. 金丸悠(B-MAX RACING F3)
5. 片山義章(YTB F318)
6. 大湯都史樹(TODA FIGHTEX)
7. 小高一斗(Planex スマカメ・F3)
8. 阪口晴南(TODA FIGHTEX)
9. 藤波清斗(B-MAX RACING F3)
10. DRAGON(TEAM DRAGON F3)
11. 河野駿佑(HubAuto F318)
12. 山口大陸(タイロクレーシング28号)
13. 根本悠生(Albirex-RT)
14. ジェイク・パーソンズ(F3-Nクラス/NODAレーシング)
15. 吉田基良(B-MAX ENGINEERING F3)
16. 三浦愛(EXEDY B-Max F317)
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