F1ロシアGPフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。
気温21度、路面温度28度で始まったロシアGPのFP2。予選、レースに向けて最高の準備となるこのセッションで使うタイヤが注目されたが、まずはほとんどのマシンがウルトラソフトタイヤかソフトタイヤのいずれかを履いた。ただトロロッソの2台、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セッション最初からハイパーソフトタイヤを履いた。
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セッション序盤、まず首位に立ったのはウルトラソフトタイヤを履くフェラーリのセバスチャン・ベッテルで、1分35秒382を記録。ハイパーソフトタイヤを履いたピエール・ガスリー(トロロッソ)が2番手に立った。
ただ、ウルトラソフトタイヤのライフは1周では終わらず、ベッテルは1分34秒984までベストタイムを更新。これをフェルスタッペンが1分34秒433で上回っていった。
メルセデス勢もフェラーリと同じくウルトラソフトタイヤを装着。バルテリ・ボッタスはベッテルを上回ったが、ルイス・ハミルトンはベッテルを上回れなかったばかりか、ダニエル・リカルド(レッドブル)にも上回られてしまった。ただその後もハミルトンは周回を重ね、最終的にフェルスタッペンの0.166秒差まで迫ってみせた。なおライコネンはソフトタイヤでの走行となった。
中団チーム勢で速さを見せたのはガスリー。しかしザウバーのシャルル・ルクレールもウルトラソフトタイヤを履きながら、ハイパーソフトを履いたガスリーに0.3秒差まで詰め寄ってみせた。
セッション開始30分が経過しようという頃から、2セット目のタイヤを投入するマシンが出てくる。
フェルスタッペンはその最初のアタックで、セクター1では苦しみながらも、セクター3を全体最速で走り、1分34秒079までベストタイムを更新する。
その後、昨年勝者のボッタスが1分33秒584まで上げて首位に立つも、これをハミルトンが0.036秒引き離す1分33秒548の最速タイムを記録。その後のハミルトンは、さらに1分33秒385まで縮めてみせた。ベッテル&ライコネンのフェラーリ勢は、レッドブル勢を上回ることができず5番手6番手だった。
トップ3チームに次ぐ7番手につけたのは、フォースインディアのセルジオ・ペレス。ペレスは、セッション序盤こそ下位に沈んでいたものの、ハイパーソフトタイヤを履くと一気にペースアップしてみせた。
ガスリーも2セット目のハイパーソフトタイヤで1分35秒137を記録し、フォースインディア勢の間に割って入る8番手となった。エステバン・オコン(フォースインディア)が9番手、10番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が入った。
セッション後半、各車がロングラン走行を実施。そのラップタイム推移を見ると、ハイパーソフトタイヤのデグラデーションはかなり大きく、10周程度しかもたない状況のようだ。またウルトラソフトタイヤであっても、左の前後タイヤにはグレイニングの兆候が見えており、予選~決勝に向けてタイヤ選択は難しそうな状況だ。
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