現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > F1ロシアGPフリー走行2回目:メルセデス1-2、フェラーリ5-6位の怪。トロロッソ・ホンダ8番手に躍進

ここから本文です

F1ロシアGPフリー走行2回目:メルセデス1-2、フェラーリ5-6位の怪。トロロッソ・ホンダ8番手に躍進

掲載 更新
F1ロシアGPフリー走行2回目:メルセデス1-2、フェラーリ5-6位の怪。トロロッソ・ホンダ8番手に躍進

 F1ロシアGPフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。


 気温21度、路面温度28度で始まったロシアGPのFP2。予選、レースに向けて最高の準備となるこのセッションで使うタイヤが注目されたが、まずはほとんどのマシンがウルトラソフトタイヤかソフトタイヤのいずれかを履いた。ただトロロッソの2台、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セッション最初からハイパーソフトタイヤを履いた。

ホンダF1、PUアップグレード導入。ロシアGPは後方からのレースに

 セッション序盤、まず首位に立ったのはウルトラソフトタイヤを履くフェラーリのセバスチャン・ベッテルで、1分35秒382を記録。ハイパーソフトタイヤを履いたピエール・ガスリー(トロロッソ)が2番手に立った。


 ただ、ウルトラソフトタイヤのライフは1周では終わらず、ベッテルは1分34秒984までベストタイムを更新。これをフェルスタッペンが1分34秒433で上回っていった。

 メルセデス勢もフェラーリと同じくウルトラソフトタイヤを装着。バルテリ・ボッタスはベッテルを上回ったが、ルイス・ハミルトンはベッテルを上回れなかったばかりか、ダニエル・リカルド(レッドブル)にも上回られてしまった。ただその後もハミルトンは周回を重ね、最終的にフェルスタッペンの0.166秒差まで迫ってみせた。なおライコネンはソフトタイヤでの走行となった。

 中団チーム勢で速さを見せたのはガスリー。しかしザウバーのシャルル・ルクレールもウルトラソフトタイヤを履きながら、ハイパーソフトを履いたガスリーに0.3秒差まで詰め寄ってみせた。

 セッション開始30分が経過しようという頃から、2セット目のタイヤを投入するマシンが出てくる。

 フェルスタッペンはその最初のアタックで、セクター1では苦しみながらも、セクター3を全体最速で走り、1分34秒079までベストタイムを更新する。

 その後、昨年勝者のボッタスが1分33秒584まで上げて首位に立つも、これをハミルトンが0.036秒引き離す1分33秒548の最速タイムを記録。その後のハミルトンは、さらに1分33秒385まで縮めてみせた。ベッテル&ライコネンのフェラーリ勢は、レッドブル勢を上回ることができず5番手6番手だった。

 トップ3チームに次ぐ7番手につけたのは、フォースインディアのセルジオ・ペレス。ペレスは、セッション序盤こそ下位に沈んでいたものの、ハイパーソフトタイヤを履くと一気にペースアップしてみせた。

 ガスリーも2セット目のハイパーソフトタイヤで1分35秒137を記録し、フォースインディア勢の間に割って入る8番手となった。エステバン・オコン(フォースインディア)が9番手、10番手にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が入った。

 セッション後半、各車がロングラン走行を実施。そのラップタイム推移を見ると、ハイパーソフトタイヤのデグラデーションはかなり大きく、10周程度しかもたない状況のようだ。またウルトラソフトタイヤであっても、左の前後タイヤにはグレイニングの兆候が見えており、予選~決勝に向けてタイヤ選択は難しそうな状況だ。

こんな記事も読まれています

「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
AUTOCAR JAPAN
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
Auto Messe Web
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
motorsport.com 日本版
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
AUTOSPORT web
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
くるまのニュース
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
AUTOCAR JAPAN
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
くるまのニュース
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
トヨタ・ランクル250《先読み購入ガイド》
グーネット
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
愛車の履歴書──Vol33.宅麻伸さん(後編)
GQ JAPAN
ハースF1前代表のギュンター・シュタイナー、今度はF1マイアミGPのアンバサダーに! パドックの人気者は引く手数多
ハースF1前代表のギュンター・シュタイナー、今度はF1マイアミGPのアンバサダーに! パドックの人気者は引く手数多
motorsport.com 日本版
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix 東京・有明ビッグサイトで搬入中のコースに潜入/3月27日
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix 東京・有明ビッグサイトで搬入中のコースに潜入/3月27日
AUTOSPORT web
待望の母国レース、フォーミュラE東京E-Prixに挑む日産「まずはその迫力、音を好きになってもらいたい」
待望の母国レース、フォーミュラE東京E-Prixに挑む日産「まずはその迫力、音を好きになってもらいたい」
motorsport.com 日本版
[15秒でわかる]メルセデスベンツ『ヴィジョンEQXX』…砂漠地帯でも高性能
[15秒でわかる]メルセデスベンツ『ヴィジョンEQXX』…砂漠地帯でも高性能
レスポンス
VSRがGTWCアジア参戦体制を発表。1台はAmiとNijikoの女性オーナー率いる『ANR』とのコラボに
VSRがGTWCアジア参戦体制を発表。1台はAmiとNijikoの女性オーナー率いる『ANR』とのコラボに
AUTOSPORT web
日産、フォーミュラEに2030年まで継続参戦 長期参戦で「Gen4」の開発をリード
日産、フォーミュラEに2030年まで継続参戦 長期参戦で「Gen4」の開発をリード
日刊自動車新聞
あらゆる点で他車とはちがう超高級車──新型ロールス・ロイス スペクター試乗記
あらゆる点で他車とはちがう超高級車──新型ロールス・ロイス スペクター試乗記
GQ JAPAN
Kabuto:MotoGPでの装着率も年々増。サーキットから一般道までサポートするコレクション/2024春最新ヘルメット
Kabuto:MotoGPでの装着率も年々増。サーキットから一般道までサポートするコレクション/2024春最新ヘルメット
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツが新型Eクラスにクロスオーバーモデル「E220d 4MATICオールテレイン」を追加
メルセデス・ベンツが新型Eクラスにクロスオーバーモデル「E220d 4MATICオールテレイン」を追加
@DIME

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村