F1第15戦シンガポールGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
セッションスタート時の気温は29度、路面温度は37度。空は雲に覆われたため、この時間にしては路面温度が低く、より予選・決勝に近いコンディションとなった。
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走行開始とともに数台のマシンがコースへ出て、インスタレーションラップを行った。このセッションでも、各マシン様々なタイヤを履いてコースへ出た。
その中でもフェラーリ勢はハイパーソフトタイヤを履いていち早くアタックを行う。キミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルともにまずは1分40秒台のタイムを計測した。
開始から15分ほどの辺りまでは、アタックを行ったのはフェラーリのみだったが、徐々にコース上へ出るマシンや計測を行うマシンが増え始めた。エステバン・オコン(レーシングポイント・フォースインディア)やロマン・グロージャン(ハース)、ピエール・ガスリー(トロロッソ)らが1分41秒台のタイムを残した。その一方でメルセデスやルノーは、ソフトタイヤを履いてロングランを行っていた。
レッドブル勢は、インスタレーションラップを行った後はガレージにとどまっていたものの、セッションの折り返しを迎える前に2台ともソフトタイヤを履いてコースへ出て行った。
フォースインディア勢は好調なのか、セルジオ・ペレスとオコンがタイムを伸ばして3番手、4番手に浮上。ハイパーソフトを使用しているフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)も5番手タイムをマークした。
2セット目のハイパーソフトを投入したベッテルは、1分38秒054というトップタイムをマーク。昨日のFP2のトップタイムよりも0.6秒以上速いタイムだ。2番手のライコネンも1分38秒416までタイムを上げ、3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)がつけた。彼らはその後も何度かアタックを行うが、フェラーリを上回ることはできず。ただ、彼らが全力で1周を走りきっていたのかどうかには疑問が残る走行となった。
残り時間が10分を切ると、アタックを行うマシンが多くなった。先ほども大きくタイムを伸ばしたアロンソも1分40秒台までタイムを伸ばし、序盤にロングランを行ったルノーのカルロス・サインツJr.やニコ・ヒュルケンベルグもタイムを上げた。またレッドブルもようやくハイパーソフトタイヤを履くが、ダニエル・リカルドが5番手、マックス・フェルスタッペンが6番手とあまりタイムが伸びていない様子だった。
トップ3以外では、グロージャンがただひとり1分39秒台のタイムをマークして7番手。オコン、ペレスと続き、10番手はアロンソというトップ10となった。
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