メルセデスは、2018シーズン限りで育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインとの契約を終了することを発表した。
2015年にDTM(ドイツツーリングカー選手権)のタイトルを獲得したウェーレインは、メルセデスの支援を受けながら2016年にマノーからF1にデビュー。翌年にはザウバーへ移籍した。
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しかし今年はF1のシートを得ることができず、再びメルセデスからDTMヘ参戦している。だがそのメルセデスも今シーズン限りでDTMから撤退することが決定しており、来年ウェーレインに”競争力のあるシート”を与えることができない状況だ。
メルセデス・モータースポーツの代表を務めるトト・ウルフは、次のように話した。
「我々のジュニアプログラムでは、才能ある若手をサポートし、ドライバーのキャリアの利益のためにチャンスを見出してきた」
「トップまでの道のりは、常にまっすぐなものではない。時には関係を終わらせる適切なタイミングを認識しなければならない。残念ながら、我々は来年パスカルに競争力のあるレースをさせることができないだろう」
「彼の利益のためにも、我々はパスカルとの契約を延長せず、どこかで機会を掴む最大のチャンスを与えることを決定した」
ウェーレインは今年、DTMで一度表彰台を獲得しており、現在ランキング8位につけている。DTM参戦と並行して、メルセデスでリザーブドライバーを務めているウェーレインは、将来のF1復帰を諦めていない。
だがそれも現実的ではないようだ。というのも、メルセデスは彼の他にエステバン・オコン(現レーシングポイント・フォースインディア)やジョージ・ラッセルといったジュニアドライバーを抱えており、彼らの来年のシートを探すことに苦労しているからだ。
「僕とメルセデスとの契約は2018シーズン末で終了する。僕らは双方で契約を延長しないことを決定した」とウェーレインは語った。
「僕は新しいチャレンジや機会を求めている。今は来シーズンに向けて他のチームと話し合いを行っている」
「僕をサポートしてくれたシュツットガルト、アッファルターバッハ、ブラックリーのみんなには感謝している。今は次のステップに踏み出すときだ」
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