フェラーリはシンガポールGPに新たなエアボックス冷却装置を投入。FIAは、オンボードカメラを冷却するように見せかけ、ステアリングなどを撮影することを妨げようとする行為を阻止しようとしているが、フェラーリ側もなんとかこれに対抗しようとしている。
フェラーリは、ガレージ内やスターティンググリッドで、大量のドライアイスが入った冷却バッグを、マシン上部にあるオンボードカメラに乗せていた。この行動は、ある陰謀を生むこととなった。
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チームはこの冷却バッグについて、マシンとカメラの電子機器を冷やすためだと主張した。しかしライバルチームは、このオンボードカメラがステアリングホイールなどに表示されるマシンのセッティングを撮影するのを妨げるのが主な理由だと疑っていた。
チームは、グリッド上全てのオンボードカメラ映像を見ることができる。そして、もしフェラーリが行っていることがそれによって分かるのであれば、他チームとしてはメリットを享受することになるかもしれない。
FOMはこのフェラーリの行動に満足しておらず、そのためFIAはイタリアGPを前に、冷却バッグの使用を禁止すべきだとフェラーリに指示した。対するフェラーリはモンツァのグリッドで、傘を使ってカメラの視界を妨げるようにしていた。
そしてシンガポールGPにフェラーリは、新たに設計されたエアボックス冷却装置を用意してきた。これには、カメラの視界を遮るように見える、いくつかの構造が確認できる。
チームはこれについて、他チームが使うエアボックス冷却用の装置と同じであると主張するはずだ。しかしそれがマシンに取り付けられている時、ステアリングホイールが映らないよう遮られているのは、偶然ではないだろう。
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