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スポーツ 2018.9.13

ヘルメット不要!短パン半袖、手ブラで楽しめる「オートテスト」が面白い

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車庫入れやバック区間もある超低速パイロンスラローム

免許がなくてもできるモータースポーツとして、以前にレンタルカート、そしてレーシングシミュレーターを紹介したが、今度は免許さえ持っていれば、かなり手軽にできるモータースポーツを紹介したい。それは「オートテスト」という。

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日本での歴史は浅く、2015年から行われるようになった競技で、発祥の地はイギリス。もし、「ジムカーナ」という競技をご存知であれば、実に説明は手っ取り早い。オートテストはジムカーナの低速版で、車庫入れとバック(後進)区間も設けられている、とイメージしていただきたい。ジムカーナをご存知でなければ、工事現場などでよくみられるカラーコーン(モータースポーツの場合、パイロンと呼ばれるので、以降はそう表す)を置いて設けられたコースを走る、タイムトライアル(計測)ということになる。競技であるからには、当然タイムの優劣を競うのだが、競技会によっては基準タイムを定め、それにどこまで近いかで優劣を競うことも。これなら、それほど速く走らずともすみそうだ。しかし、そもそもオートテストは速く走れる競技ではない。

まずコース全体が、200m×200mまでとかなり狭く、パイロンからパイロンまでの距離も最低3.5m、最大50mと定められて、なおかつ最高速が50km/hを超えてははならないため、グッと加速することができないからだ。コース設定にもよるだろうが、絶えずハンドルを切っている、とイメージしてほしい。

なおかつ、先にも述べたとおり連続する車庫入れとバック区間が設けられているのが、オートテスト最大の特徴で、特にバックする時は、変に慌てるとギヤが泣きそう! また、走っている最中もそうだが、車庫入れする時の角度が悪く、パイロンを当てて飛ばすとペナルティとしてタイム加算がある(接触は可)ため、速さよりもドライビングの正確さを問う競技と思ってもらって差し支えない。だから、パワフルなスポーツカーより、コンパクトな軽自動車の方が有利だったりもする。そして、オートテストの最大の特徴なのだが、ヘルメットやグローブの装着義務はなく、着衣も半袖、半ズボンでも大丈夫。極端な話、スカートでもいい。靴も、ハイヒールやサンダルは論外だというぐらい。シートベルトも純正装着されているもので大丈夫である。さらに6歳以上、身長140cm以上であれば、1名同乗可能なので、コースを覚えるのに自信がないという人は、助手席で指示してもらうことが可能だし、家族や仲間などに雰囲気を味わってもらうこともできる。このあたりは他のモータースポーツにはない、本当に手軽にできる大きなポイントだと言えるだろう。もちろん、競技ライセンスは不要な上に、参加すれば国内Bライセンスの取得も可能。1回参加して、ハマった人はそのまま続けるも良し、Bライ取って他の競技に移行するのも良し。案外多いと聞くのは、仲間を誘って一緒にやるというパターン。クルマが1台あれば、何人乗ってもいいので、”僕のクルマで、一緒に走らない?”という具合に。しかも、競技そのものがコンパクトで、速度域が低いことから、他のモータースポーツよりも圧倒的に安全基準が低くされているので、けっこうどこでもできてしまうというメリットもある。

最近、増えているのがショッピングモールの駐車場での開催で、事前に定員に達していない場合は当日エントリー(平たく言えば、飛び入り参加)も可能。中には主催者がクルマを用意してくれることもあるので、本当に「手ぶらでモータースポーツ」ということになる。

ところでクルマも持っていないし、貸してくれる人もいないけど、オートテストに興味を持ったという方には内緒話を……。万が一の際は自己責任となるものの、レンタカーでの参加を認めてくれる主催者もあるようだ。あくまで小さい声で言うけれど。どこでいつ、開催されているのか調べるには、まずはJAFのモータースポーツ・ホームページへ。スケジュールも(http://jaf-sports.jp/autotest/schedule.htm)で見ることができる。ATだろうと、軽自動車だろうと、中にはトラックやミニバンで挑む猛者もいるとかで、どんなクルマでも参加できるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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