岡山国際サーキットで行われたスーパーフォーミュラ第6戦。ランキング2位で迎えた山本尚貴(TEAM MUGEN)だったが、決勝レースでは思うようにペースを上げる事ができず、10位でレースを終えた。
中止となった第2戦オートポリスを除いて、ここまで全戦でポイントを獲得し続けてきた山本。だが、雨模様となった岡山国際サーキットでの第6戦では流れが良い方向に進まなかった。
山本尚貴、“最終戦を見据え”金曜からソフトタイヤでロングラン
コンディションに合わせきる事ができなかったという予選は10番手となりQ2敗退。今シーズン初めてQ3進出を逃した。
それでも、雨量が多くなった決勝レースでは、セーフティカー解除後の数周は良かったものの、そこからペースが上がらなくなり、後続集団にみるみるうちに飲み込まれるレース展開となった。
最終的に10位でフィニッシュし、今シーズン初めてノーポイントでレースを終えた。
「決勝に関しては、スタート直後は良かったです。石浦選手にもくっつけていたし、雨の中で言うと今週末では一番まとまっていたと思います」
「ただ、ブレーキがオーバーヒートしてしまって、それが原因でマシンの色々な部分に負荷がかかっていって、途中からペースが全然上がらなくなって、(最後は)コースに留まるのも大変な状況でした」
「クルマのフィーリングとしては悪くなかったですし、今週末の雨のコンディションの中では一番良さそうな感じだったので、ちょっと惜しかったな……というところですね」
そうレースを振り返った山本は、レース序盤に悪天候で赤旗中断があった際、マシンを降りずにコックピット内に留まり続けた。その理由について、このように語った。
「(中断の間に)一度クルマを降りることで、気持ちが切れてしまうのが嫌で、ずっとコックピットの中にいました。ずっとレースが再開するものだと思っていたので、それに向けて集中力を途切れさせないように待っていました」
これで、ランキング首位のニック・キャシディ(KONDO RACING)から5ポイント差の3位に後退はしたが、最終戦は優勝ドライバーにボーナスポイント(+3点)がつくこともあり、まだ自力で逆転チャンピオンを獲得する可能性は残している。
山本は、ここ数戦の流れが良くないと言いつつも、彼もチームも得意とする鈴鹿では純粋に優勝だけを狙っていきたいと語った。
「決勝レースという部分でみると、中盤戦以降でなかなか苦しくて、数ポイントしか獲れないレースが続きました。その中で今回ノーポイントになって……ちょっと流れ的には良くないです」
「ランキングも3番手で失うものは何もないです。(鈴鹿では)シンプルに勝った人がチャンピオンになると思うので、最後は勝つことだけを考えて、得意の鈴鹿で自分とチームの力を発揮できるように頑張りたいなと思います」
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