ドイツのAuto Motor und Sportが、現在F1に参戦する4社のパワーユニット/エンジンのパフォーマンスに関するデータを独自に入手し、公開した。
現在F1にはメルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダの4社がパワーユニットマニュファクチャラーとして参戦している。パワーユニットの具体的なパフォーマンスは公表されないため、各マニュファクチャラーは、GPS、写真、トップスピードなどさまざまなデータから独自の計算法によってライバルのパフォーマンスを推測する。そのため、それぞれが導き出した値は異なるわけだが、今回Auto Motor und Sportはあるマニュファクチャラーから入手したというデータを公表した。
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Auto Motor und Sportが入手したのはICE(内燃機関)のパフォーマンスに関するデータで、予選モードでは790馬力のフェラーリがトップ、メルセデスはそれよりも10馬力劣っているという。しかしレースモードでは2社のエンジンの馬力は同等だという。
ルノーとホンダはフェラーリとメルセデスには大差をつけられているが、互いの差はわずかであるようだ。イタリアGPでレッドブル・レーシングが初めて使用したルノーの最新のスペックCエンジンは、予選モードで730馬力を生み出している。ただスペックBは710馬力にとどまるという。ホンダエンジンは715馬力と推定されており、このデータが正しいなら、ルノーのスペックBをすでに上回っていることになる。
Auto Motor und Sportによると、ホンダはアメリカGPでアップグレードを導入する予定であり、アップデート版“スペック3”は750馬力に向上することが予想されるということだ。
一方、ルノー・スポーツのシリル・アビテブールは、7月にAuto Motor und Sportのインタビューにおいて、彼ら自身の計算に基づいたデータについて語り、レースコンディションでルノーのエンジンとメルセデスやフェラーリとの差は15馬力程度であり、ホンダよりは少なくとも25馬力優れていると述べている。
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