今年30回目の開催を迎える鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ。そのタイトルスポンサーをホンダが務めることが、イタリアGPの週末に発表された。
ホンダが日本GPのタイトルスポンサーになるのは、今年が初めて。これを決断した経緯などを、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長が英国オートスポーツの取材で語った。
鈴鹿での日本GP開催契約3年延長。ホンダがタイトルスポンサーに決定
「(F1のCEO)チェイス・キャリー氏と、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの山下(晋)社長の話し合いの中から生まれたものです。彼らは、日本GPの開催契約について議論していました。その中でキャリー氏が、『日本GPはF1にとって非常に重要だ。それを活性化させ、より魅力的にする方法はないのか?』と仰った。そして出てきたアイデアのひとつが、ホンダはタイトルスポンサーになることでした」
山本部長はそう説明する。
日本GPにとって、ホンダがタイトルスポンサーに就くのは非常に大きな意味を持つことになる。しかしその一方で、ホンダはタイトルスポンサーを務めることで、どんなメリットがあるのか? それについて山本部長は、次のように語った。
「これは、(日本)グランプリをサポートしてくれるファンに向けたものです。我々は、過去30年の皆さんのサポートに、ただ感謝したかった。またタイトルスポンサーになるということは、大変大きな意味があります。なぜならそれは、世界中のテレビに映りますから。マーケティングの面では大きな効果があります」
日本人ドライバーがF1のグリッドを離れて久しい。日本人ドライバーが走ることになれば、日本GPの活性化に向けては大きな効果があるだろう。FP1でホンダ育成のドライバーを走らせる可能性はないのだろうか?
「もちろん、日本のファンは、日本人ドライバーが鈴鹿でF1に乗るのを見たいと思っているはずです。たとえそれがフリー走行であっても」
そう山本部長は語る。
「しかし、我々にとっての最優先事項は、日本GPにおいて、トロロッソが可能な限りの競争力を発揮する手助けをすることです。ですから、ふたりのレースドライバーに、この技術的にチャレンジングなサーキットでできるだけ多く走る時間を与えるのが、最善のことだと感じています」
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