スーパーフォーミュラ第6戦岡山を3位で終えたITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮は、予選でも決勝レースでも悔しい思いをしたと振り返り、最終戦の鈴鹿では優勝を目指したいと語った。
前戦もてぎでは2ストップ戦略を成功させ、スーパーフォーミュラで4年ぶりの表彰台を獲得した平川。この週末は、金曜日の占有走行はドライコンディションで行われたが、土曜日は一転してウエットコンディションになった。午前中のフリー走行では8番手だった平川だが、ここではあまり調子が良くなかったのだという。そして同じくウエットで行われた予選では、Q1をトップ通過、Q2を2番手通過と速さを示していた。
関口雄飛、小林可夢偉との激戦を振り返る「最初は防戦一方。最終周も厳しかった」
そして迎えたQ3。平川はアタックラップをまとめることができたものの、トップから0.6秒差の3番手に終わった。
「朝(フリー走行)はあまり調子はよくなかったんですけど、予選に向けて変更した部分や、セットアップがよくなって、Q1から調子が良かったです」
「(Q3では)中古タイヤで思っていたほどグリップしなくて、1周きれいにまとめたんですけど、3番手で悔しい予選になりました」
ただ、ポールポジションを獲得したチームメイトの関口雄飛や、2番手の小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)らが新品タイヤでアタックを行った一方、平川はユーズドタイヤでのアタックだったという。
「Q1で(新品タイヤを)2セット使ったので、(Q3で使う新品)タイヤがなかったんです。(Q3では)タイヤが温まっていたのでアタックという感じでした」
日曜日の決勝レースでは、スタート直前に雨脚が強まったこともあってセーフティカー先導でのスタートに。その後6周目を終えたところで赤旗中断となり、約1時間ほどの中断を挟んでレース再開となった。
平川の前では関口と小林が優勝争いを繰り広げていたが、彼はそれに絡むことができず、スタート順位と同じ3位でレースを終えた。
「今日のレースは前の2台についていけなくて悔しい思いをしました」
「ずっとタイヤが温まらなくて、セーフティカー中も頑張って温めたのですが、今度はブレーキがヒートしてダメになったり、あまりうまくいかないレースでした」
「2台と絡んでトップ争いできればなと思いました」
今回関口が優勝し、平川が3位に入賞したことで、ITOCHU ENEX TEAM IMPULはチームランキングで2位に浮上した。また平川のポイントは関口と同様の17となり、ランキングは5位。来月行われる最終戦では、最大で14ポイントを獲得することができるので、彼はタイトル獲得の望みを残して鈴鹿でのレースを迎えることになる。その鈴鹿では、優勝を目指したいと語った。
「この2レースとも表彰台を獲得しているので、最終戦の鈴鹿では優勝目指して頑張りたいと思います」
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