ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、2年ぶりの参戦となるホームレースのサンマリノGPを7番手からスタートするが、表彰台を獲得するためには1周あたり0.2秒ほどのタイムアップが必要だと考えている。
ミサノにほど近いタヴッリアに住むロッシにとって、サンマリノGPはまさにホームレースとなるが、予選ではポールポジションを獲得したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に対して0.399秒差、7番手に甘んじた。
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ロッシはバイクの電子制御と自身のラインディングスタイルを磨くことに取り組んでおり、ホームでトップ3フィニッシュを飾るには、さらにペースを上げる必要があると語った。
「3列目からのスタートは、あらゆるものが難しくなる。特に最初のシケインがね」
「前にいるライダーたちも良いペースを持っているのは確かだから、1周したあとに遅くなっているライダーはいないだろう。だからみんなが多かれ少なかれ(スタート時と)同じようなポジションにいるはずだ。しかし3列目からスタートするのは確かに素晴らしいことではない」
「僕たちは特に最初の2周、レースのスタートから強くあろうと努力しなければならない」
「この午後から決勝日の午前に向けて作業をしなければならない。僕が表彰台を争うためには、0.2秒必要だ。どこかでそれを見つけられるか、やってみよう」
優勝は手が届かないのかと訊かれると、ロッシは「僕たちはみんな、とても近いから判断は難しい」と答えた。
「2台のドゥカティがとても強いように思えるけど、同時にマーベリック(ビニャーレス/ヤマハ)や(レプソル・ホンダのマルク)マルケスも強い。僕たち5台以外にも、(LCRホンダのカル)クラッチローや(プラマック・ドゥカティのジャック)ミラーもそれほど遠くない」
「最後までみんなが近い距離でバトルできることを願っている」
一方、チームメイトのビニャーレスはフロントロウ、予選3番手を獲得した。ヤマハでの2年目、厳しいシーズンを耐えているビニャーレスは、競争力を発揮できていたイギリスGPのレースが中止となったこともあり、優勝を求めるモチベーションは高まっているという。
「(イギリスGP前に)ミサノで行われたテストの後、バイクがはるかに良くなったと感じていた。電子制御も少し改善できたようだし、それによってフロントタイヤに対する自信を増すことができた」
「ペースについても僕たちは強いと思うし、前でバトルができるはずだ」
「確かに、タイムはまだ改善しなくてはいけない。ラインを改善しなければならないコーナーもいくつかあるけど、まだ時間はあるしどうなるか見てみよう。正直バイクがレースでどのように機能するかを見てみたいと思っている」
「シルバーストンでは本当に素晴らしい感触だった。そしてここもそうだ」
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