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スポーツ 2018.9.9

安全性を確保しなければ、F1が禁止される可能性もある……FIAジャン・トッド会長が危機感

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 先日行われたベルギーGPのスタート直後、多重クラッシュが発生。フェルナンド・アロンソのマクラーレンは、シャルル・ルクレールのザウバーの上を飛び越えるような形となった。アロンソのタイヤはルクレールのマシンに当たったが、今季から導入されたハロが存在していたおかげで、ルクレールのヘルメットに当たることはなかった。このハロの有効性について、FIAのジャン・トッド会長は満足している。

 ただトッド会長は、最近立て続けに大きな事故が起きているのを危惧。例えば先日のイタリアGPの際には、マーカス・エリクソン(ザウバー)がDRSの不具合により大クラッシュ、2016年のオーストラリアGPではアロンソも大きな事故を起こした。

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 このような状況の中では、安全対策を強化することは必要不可欠であると、トッド会長は考えている。かつてのモータースポーツでは、死亡者や負傷者が出ることは避けられなかった。しかし今は時代が変わり、もしドライバーらに重大な結果が及べば、モータースポーツ全体にとって、憂慮ならない結果をもたらす可能性があると、トッド会長は語る。

「2016年のアロンソのクラッシュや、イタリアGP金曜日のエリクソンの事故を見た時、どれほど驚くべきことが行われてきたか、そしてその進歩が行われてきたということを、実感するべきだ」

 トッド会長はmotorsport.comの独占インタビューにそう語った。

「数十年前だったら、あのようなクラッシュの後、ドライバーの命はなかったかもしれない。40年前には受け入れられたモノが、今では受け入れられることはない。だから、それは大きな打撃になるだろう。それはおそらく、モータースポーツが禁止される可能性すらあるということを意味する。物事は変わったのだ。だから我々は、それを考慮しなければならない」

 トッド会長は、当初はドライバーたちから不評だったハロの搭載を、強い信念で推し進めたことは、意味のあることだったと考えている。

「それを行った時、苛立たしいことも時にはあった。ドライバーたちは、(ハロの有効性に対して)それほど確信していなかったのだ」

「しかし、彼らがやっていることを尊重しなければならないように、我々がしていることに対して彼らも尊重すべきだ。我々はそれ(ハロを導入すること)は良いことだと確信していたので、それを行ったのだ」

「ご存知の通り、ハロによってマシンのデザインが少し変わった。しかし、正直に申し上げて、私はレースを愛しているし、F1を愛している。ハロが付いたマシンを見ても、ショックは受けない」

「私が心配していたのは、ハロがあることによって、彼らの視界を妨げることはないかということだった。安全面を改善するために、別のものを危険に晒すようなことはしたくなかった。でも、彼らには何の懸念事項もなかったようで、それを導入すべきだということは私には明らかだった。遅かれ早かれ、何かが起きることは分かっていたんだ」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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