ミサノで行われているMotoGP第13戦サンマリノGP。予選は、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が今季3度目のポールポジションを獲得した。
予選Q1の開始時刻を迎えたミサノは気温24度、路面温度40度というドライコンディション。スズキのアンドレア・イアンノーネやダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、中上貴晶(LCRホンダ)を含めた16人のライダーが、Q2に進出する上位2台を目指してアタックを開始した。
サンマリノGP:好調ドゥカティが初日ワンツー。中上貴晶15番手
まず最初のタイヤセットで上位につけたのはペドロサ。イアンノーネに0.2秒差をつけてトップでピットに戻った。3番手にはワイルドカード参戦のミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)がつけた。
セッション後半には、ピッロやカレル・アブラハム(アンヘル・ニエト)が相次いで転倒。そんな中でフランコ・モルビデリ(マルクVDSホンダ)がタイムアップし、2番手に浮上。ペドロサに対して0.065秒差に迫った。
Q1終了間際にタイムを伸ばすマシンは少なく、イアンノーネもモルビデリのタイムには及ばず。ペドロサとモルビデリがQ2に駒を進めた。中上も思うようにタイムを上げていけず、Q1を9番手で終えた。
続くQ2では、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が真っ先にアタックへ。1分32秒016を記録するが、それをホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が上回り、1分31秒763を叩き出した。これは、2年前のヤマハ時代に自身が記録したコースレコードを0.105秒更新するタイムだ。
彼はそのままピットへ向かい、バイクを乗り換えて再度コースに復帰。マルケスもセッション折り返しを前に2度目のコースイン、アタックに向かったものの、15コーナーで転倒を喫してしまった。
マルケスはクラッシュしたバイクには一瞥もくれず、猛ダッシュ。マーシャルのスクーターに乗り急いでピットへ向かうと、残り4分の時点でスペアバイクに乗り込んだ。この間に、ジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)が2番手にポジションを上げた。
残り1分を切り、各ライダーがラストアタックへ。ここで全体ベストのペースを刻んだのは、なんとロレンソ。1分31秒629と、さらにレコードを更新した。
結局ロレンソのタイムを脅かすものはおらず、決勝中止となった前戦イギリスGPに続く今季3度目のポールポジション獲得となった。
2番手ミラーに続き、フロントロウを手にしたのはヤマハのマーベリック・ビニャーレス。最後の最後でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を逆転し3番手を手にした。マルケスはラストアタックでもミスもあり、5番手で予選を終えた。ホームレースのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は7番手だった。
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