カルロス・サインツJr.は、元チームメイトであるダニール・クビアトがトロロッソ・ホンダのドライバー候補に浮上している件について、彼がいつかF1に戻ってくると常々感じていたと明かした。
サインツJr.は2015年にトロロッソのドライバーとしてF1にデビューした。当初、トロロッソのシートは空いてはいなかったものの、セバスチャン・ベッテルがレッドブルからフェラーリへの移籍を発表。この影響でクビアトがレッドブルに昇格したことにより、サインツJr.がデビューすることができたわけだ。
トロロッソ・ホンダ、トスト代表が語る”日本愛”「日本人F1ドライバーの誕生を、我々もサポートする」
しかしその翌年のスペインGPを前にクビアトはレッドブルから降格、トロロッソに戻る形となりサインツJr.とコンビを組むことになった。
安定してポイントを獲得するサインツJr.に対し、クビアトは苦戦を強いられた。その後、サインツJr.は2017シーズン途中にルノーへレンタル移籍。一方のクビアトは、ピエール・ガスリーにシートを譲る形でチームから解雇された。
motorsport.comがクビアトのF1復帰の可能性について問うと、「僕は彼について少し個人的な感情を抱いている」と答えた。
「なぜならダニーは、僕がこれまで競い合った中で最も才能のあるドライバーのひとりだと感じたからだ」
「彼がF1を去った時、それがなぜだったかは分からないが、彼はいつの日かF1に戻ってくると感じたんだ」
「僕は(4輪デビューしてから)全てのカテゴリーで彼と戦ってきた。彼は常に、どうやってかレッドブルの育成プログラムやF1への道を見つけてきたんだ」
クビアトは、昨年のアメリカGPで10位に入賞して以来レースに参戦していないが、今はフェラーリが彼を開発ドライバーとして採用しており、今年の初めにはフィオラノでフェラーリのマシンをドライブした。
そんな彼がF1復帰を噂されているのは、トロロッソがドライバーを探しているからだ。ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへの移籍を決断したため、ガスリーが昇格。トロロッソのシートに空きが生じたが、レッドブルの育成ドライバーの中に、すぐにF1に昇格できるドライバーがいないのだ。
イタリアGPの週末には、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが、クビアトはより成熟したドライバーとなっていると認めている。
サインツJr.は自分の周囲の人間に、元チームメイトがいつか戻ってくるはずだと話していたという。
「僕は実際自分のマネージャーや父に、彼がまだ終わっておらず、カムバックするはずだと言っていた」
「そして、彼には良いチャンスがあるみたいだ。彼が戻ってきたら、僕もとても嬉しいだろう」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「ここまで苦しんだことはなかった……」角田裕毅、19番手に終わったF1中国GPスプリント予選の苦戦に困惑
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
5年ぶり開催のF1中国GP、路面は再舗装ではなくペイントしただけ? 複数のドライバーが不安視。サインツJr.「特殊な状況で処理されているみたい」
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?