2018スーパーフォーミュラ第6戦岡山の土曜フリー走行が行われ、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSのトム・ディルマンがトップタイムを記録した。ホンダ勢のトップは2番手の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
朝から予報通りの雨に見舞われ、一時はセッションの遅れや中止が心配されるほどにまで雨が強まった。セッション開始直前にも一度雨脚が強まったが、当初の予定通りにセッションがスタートした。
ランキング首位のニック・キャシディ「できればポイント差をもっと広げて最終戦へ」
しかし、スタートから5分が経過したところで松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がモス”S”でスピン。幸いにもマシンがウォール等に接触することはなかったものの、彼はマシンを発進させることができずクレーン車でマシンを撤収することに。セッションは早くも赤旗中断となった。
10分ほどの中断の後、セッションは再開。続々とタイムが更新され、まずは平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分30秒376というトップタイムを記録した。金曜日の専有走行を首位で終えた石浦宏明(JMS P.MU / CERUMO・INGING)はハーフスピン状態に陥るも、大事には至らなかった。また松下のマシンはガレージに戻され、セッション再開から約10分ほどで彼は再びコースイン。順調に周回を重ねた。
開始から30分を迎えるところで小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が1分28秒924を記録してトップに立った。するとそのタイムをナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)や塚越広大(REAL RACING)らが上回るも、今度は小林が1分27秒571を記録して再びトップに浮上。このあたりの時間帯から雨が弱まりはじめ、徐々にタイムが上がっていった。
残り時間が20分となる頃には、完全に雨があがった。続々とトップタイムが更新され、野尻が1分26秒659をマーク。後方でも頻繁に順位が入れ替わり、各車タイムを更新していた。野尻は自信の記録したタイムをさらに伸ばし、1分26秒535を計測。すると、直後にトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が1分25秒509を記録してトップに浮上した。その後ろでは石浦がタイムを上げて2番手につけた。
ディルマンは最終的に1分26秒153までタイムを伸ばし、トップでセッションを終えた。ディルマンがセッションを首位で終えたのは、これが今シーズン初めてのこと。終盤に野尻が1分26秒437でタイムを更新して2番手につけ、ホンダ勢の最上位につけた。石浦は3番手、ランキング首位のニック・キャシディ(KONDO RACING)は9番手だった。
土曜フリー走行:タイム結果
1. トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)/1:26.153
2. 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:26.437
3. 石浦宏明(JMS P.MU / CERUMO・INGING)/1:26.468
4. 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)/1:26.515
5. 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:27.007
6. 塚越広大(REAL RACING)/1:27.108
7. 福住仁嶺(TEAM MUGEN)1:27.125
8. 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:27.208
9. ニック・キャシディ(KONDO RACING)/1:27.280
10. ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)/1:27.368
11. 国本雄資(JMS P.MU / CERUMO・INGING)/1:27.604
12. 山下健太(KONDO RACING)/1:27.741
13. 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:27.746
14. 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)/1:27.788
15. 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:27.908
16. 山本尚貴(TEAM MUGEN)/1:28.105
17. 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)/1:28.130
18. ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:28.285
19. 千代勝正(B-Max Racing team)/1:30.097
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