F1のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、イタリアGPのフリー走行2回目にマーカス・エリクソン(ザウバー)が見舞われたようなDRSのトラブル再発を防止するべく、各チームの技術代表と議論を行ったようだ。
エリクソンは、モンツァの1コーナーに向けてブレーキングをしたが、自動で閉じるはずのDRSフラップが閉じず、コントロールを失ってしまった。エリクソンのマシンはコース左サイドのウォールに激突。マシンは大破したものの、幸いエリクソンは無事だった。
ホンダF1のパワーユニット”3年分”を一堂に展示する特別展がJR氏家駅前で開催
このトラブルを受けてルノーのカルロス・サインツJr.は、F1はレギュレーション変更に向けて”危険”なDRSを廃止するべきだと提案した。
ザウバーは一晩かけてエリクソンのマシンを修復。予選・決勝でトラブルが再発することもなかった。これにはFIAも満足していたが、ホワイティングは各チームの技術部門トップと話し合い、問題が再び起きないようにしたいと考えている。
「我々は木曜日に行われるテクニカルワーキンググループの会合で、それについて議論するつもりだ」と、ホワイティングはmotorsport.comに語った。
「予選の後、我々は多くのマシンのDRSシステムをチェックし、ザウバーに起きたようなトラブルが起きないようにした」
「それぞれのシステムは、(フラップが開きすぎないように)ストッパーがついているが、それを越えてしまいやすい状態だった。そしてあるしきい値を超えてしまうと、ドライバーがブレーキをかけたり、一定以上アクセルを戻したりしたときに、フラップが閉じるのが遅くなってしまう」
「各チームは、このようなことが起きないように、ストッパーを変更する」
実際、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグはフリー走行3回目、DRSが開いたままになってしまうというトラブルに見舞われた。
「アクチュエーターの故障が見られるのは、珍しいことではない」とホワイティングは述べた。
「スパ(ベルギーGP)では、キミ(ライコネン/フェラーリ)にも発生していた。もちろん、それはアクシデントのダメージによるものだったがね」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
【MotoGP】マルケスのホンダ離脱がヤマハを「目覚めさせた」クアルタラロの2年契約延長にもプラス作用
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
もはや「スーパーカー」!? めちゃ“黒い”トヨタ「ハイエース」登場!“クセ強”1BOXバンが「カッコ良すぎ」と反響集まる
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?