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スポーツ 2018.9.5

ピレリ、ライコネン敗北の原因を分析。タイヤトラブルにはレース週末の流れが影響?|F1イタリアGP

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 ピレリは、キミ・ライコネン(フェラーリ)がタイヤに苦しみ、イタリアGPの勝利を逃してしまったことについて、週末の流れが影響したと考えている。


 イタリアGPの週末、初日のフリー走行1回目(FP1)は終始ウエットコンディションでの走行となった。続くFP2はセッション開始直後にマーカス・エリクソン(ザウバー)が大クラッシュを喫し赤旗が掲示され、各チームは貴重な走行時間を失うことになってしまった。

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 結果として各チームは10周ほどのロングランしかできず、レースを走り切るのに必要なだけ、タイヤの情報を集めることができなかった。


 ピレリのレーシングマネージャーであるマリオ・イゾラは次のように語った。

「金曜日はとても奇妙な1日だった。FP1はウエットで、チームはマシンに関する作業を全てFP2でやらなければならなかった」

「そしてエリクソンのクラッシュがあった。だからFP2は約1時間になってしまい、その中でマシンをセットアップし、2種類のタイヤのラップタイム差をテストし、さらに燃料を満載した重いマシンでロングランをしなければならなかった」

 こうした状況に苦しめられたのはフェラーリだけではなかったが、レース展開も含め、ライコネンが特にその影響を受けることになってしまった。

 トップを走っていたライコネンは、2番手を走っていたルイス・ハミルトン(メルセデス)よりも早くピットストップ。彼にオーバーカットされないよう、新品のソフトタイヤで激しくプッシュする必要があった。ハミルトンは結局ライコネンをピットで逆転することはできなかったが、その代わりライコネンよりも8周新しいソフトタイヤを手にした。

 さらに、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がピットインを遅らせ、ライコネンを抑える形でチームメイトをアシスト。乱流でダウンフォースが減ることでマシンがスライド、ライコネンはタイヤを痛めることになってしまった。

 その結果、ライコネンのタイヤにはひどいブリスター(タイヤの内部が沸騰し、気泡ができてしまう状態)が発生。その状況ではハミルトンを抑えることはできず、残り8周の時点でトップを明け渡すことになった。

「ソフトコンパウンドは摩耗が少ないために、よりブリスターが発生しやすい傾向にある」とイゾラは付け加えた。

「摩耗が少ないということは、コンパウンドの内部で多くの熱が発生し、それによってブリスターが発生することになるのだ」

「別のマシンの後ろにつき、ダウンフォースをある程度失えば、マシンはよりスライドするようになる。したがって、り多くのグリップがあり、スライドが少ないスーパーソフトと比べて、ブリスターが発生しやすい」

「タイヤが新しい時にプッシュすると、タイヤのラバーも多く、その悪影響が大きくなるのは明らかだ」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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