トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPを15番手でフィニッシュした。
「今日は望んでいたような日にはならなかった」
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ガスリーはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。予選で9番グリッドを獲得したガスリーは決勝も期待されたが、ペースが上がらず……ズルズルとポジションを落とすようなレースになってしまった。
「レース序盤、僕はターン1とターン2でブロックされてしまい、いくつかポジションを失った。その後すぐにフェルナンド(アロンソ/マクラーレン)との接触があり、僕は右側のフロアにダメージと負った。そしてダニエル(リカルド/レッドブル)とも接触し、マシンのリヤに傷を負った」
そうマシンにダメージが及んでいたことを、ガスリーは明かした。
「そんな状況では、マシンはどこでも滑ってしまった。僕にとってレースはほとんど終わってしまったような感じだったし、最後まで走り切るのはとても難しかった」
「難しいレースになることは分かっていた。しかし、マシンにダメージが及んだことで、さらに厄介なことになった。僕はできる限りのことをしたが、ペースを失ってしまったんだ」
超高速2連戦を終え、次のラウンドは市街地コースのシンガポールである。シンガポールは、トロロッソのマシンに適したコースだと考えられており、ガスリーも期待を寄せる。
「今回のことは忘れて、シンガポールに向け集中し始めなければいけない。シンガポールのコースは通常なら、うまくやれるはずの場所だからね」