F1第14戦イタリアGPの予選が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンが通算18回目となるポールポジションを獲得した。
気温19度、路面温度28度という、この時期のモンツァにしては涼しいコンディション。降水確率は80%という予報の中でQ1がスタートした。
フェラーリ新CEO、ライコネンとは関係良好も「まだ何も決めていない」
セッション開始と共に半分以上のマシンがコースへ出て行った。タイヤは全車スーパーソフトタイヤだ。まずはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がタイムを計測すると、続くキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分20秒937と早くも1分20秒台のタイムでトップに立った。
少し遅れてコースインしたメルセデスのルイス・ハミルトンが2番手に、バルテリ・ボッタスが3番手につけた。トップ3チームの中で最後のコースへ出たのがレッドブルで、FP3で一度もスーパーソフトタイヤを使用しなかったマックス・フェルスタッペンは、ここでようやくスーパーソフトを投入し5番手タイムを記録。ダニエル・リカルドはフェルスタッペンとボッタスを上回る4番手につけた。
残り時間5分を切ると、Q2進出をかけて各車最後のアタックを行う。当落線上のトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが11番手でQ1を通過するも、ブレンドン・ハートレーは18番手でここで予選を終えることに。さらにはセルジオ・ペレス(レーシングポイント・フォースインディア)や、アタック失敗のあったシャルル・ルクレール(ザウバー)らもQ1敗退となった。しかし、4番手のリカルドから18番手のハートレーまでの差が1秒以内という、Q1から非常に僅差の予選となった。
続くQ2でも全車がスーパーソフトを使用。ハミルトンが1分19秒798とコースレコードに迫るタイムをマークすると、その直後に今度はベッテルが1分19秒785とわずかにハミルトンを上回った。
セッションの折り返しを過ぎるまで、12番手のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)以降リカルド、セルゲイ・シロトキン、ランス・ストロール(ともにウイリアムズ)の4人はアタックを行わなかった。彼らは終盤に一度だけアタックを行い、ストロールがQ3進出を決めた一方で、シロトキンはタイムを伸ばせなかった。リカルドとヒュルケンベルグはグリッド降格ペナルティが決まっているため、アタックを行わずにセッションを終えた
さらにはターン1でポジションを争い、これにより大きくタイムを失ったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とケビン・マグヌッセン(ハース)もQ2敗退となった。なおこの件については、予選後に審議が行われる。
12分間で行われたQ3では、まずはガスリーは最初にユーズドのスーパーソフトで計測し、一度ピットへ戻った。上位勢ではベッテルが1分19秒497とコースレコードを更新すると、ライコネンが1分19秒459、ハミルトンが1分19秒390と立て続けにコースレコードが更新された。
終盤はボッタス、ハミルトン、ベッテル、ライコネンという並びで2度目のアタックへ。まずはハミルトンがトップタイムを更新するが、背後のベッテルがそれを上回る。しかしその2台の後ろを走り、マシン2台分のスリップストリームを利用したライコネンが1分19秒119というレコードタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得した。
ボッタスが4番手につけ、この上位4台のみが19秒台のタイムを記録。5番手にフェルスタッペン、6番手にはロマン・グロージャン(ハース)という3列目になった。以下カルロス・サインツJr.(ルノー)、エステバン・オコン(レーシングポイント・フォースインディア)、ガスリー、ストロールというトップ10となった。
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