イタリアGPのフリー走行2回目で大きなクラッシュを喫したザウバーのマーカス・エリクソンは、土曜日以降の走行に向けてシャシーを交換することになった。
FP2の序盤、エリクソンはターン1のブレーキング時にコントロールを失い、コーナーのエイペックスとは逆向きの左側の壁にクラッシュ。この時エリクソンのマシンはDRSのトラブルを抱えており、マシンのコントロールを失った瞬間にはDRSが閉じていなかったことが国際映像でも確認されている。
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ザウバーのスタッフは夜間の作業禁止令を破って夜通し作業を行い、エリクソンのマシンのシャシーを新しいものに交換した。
FIAの報告によると、ザウバーは、年間で2回まで例外が認められる夜間の作業禁止令のうちの1回を使用し、土曜日の午前1時から9時まで作業を行っていたという。
エリクソンの新しいシャシーは、土曜日の朝に予備車検を通過し、FIAによる承認を受けた。またエリクソン自身もFIAのメディカルチェックをクリアしており、FP3に出走することは可能だ。
金曜日の夜、エリクソンは次のように話していた。
「FP2でのアクシデントでは大きな衝撃があった。マシンの強度のおかげで、僕は大丈夫だ」
「マシンを修復するために、チームはすで懸命に作業をしてくれているので、僕はコースに戻ることができるだろう。もう一度マシンをドライブすることを楽しみにしている」
FP2ではアタックラップに入った直後にクラッシュしてしまったエリクソンだが、FP1での走行はわずか11周だった。FP1のセッション終盤は、まだ路面の水も多かったため、ドライタイヤで走行することができなかった。そのため、彼は一度もドライタイヤできちんと走行できずにFP3を迎えることになる。
金曜日から土曜日にかけても雨が降り、さらにはFP3も雨の予報となっているが、予選までには路面が乾くとみられている。
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