F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに?」と尋ねる連載企画。F1第13戦ベルギーGPでは苦しいレースとなったマクラーレンのストフェル・バンドーンだが、地元のファンたちは最後まで熱心に応援していた。
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母国グランプリとなるF1第13戦ベルギーGPで、マクラーレンのマシン戦闘力不足やアクシデントに泣き、まさかの全セッションで最下位という散々な結果に終わってしまったストフェル・バンドーン。
しかし、そんなバンドーンを最後まで応援していたのが地元ベルギーのファン。そのうちのふたりの少年が、ベルギーGPの週末にバンドーンと交流した。
ひとりは、ケメル・ストレートの芝生席で、フリー走行時に“Don’t give up Stoff!”というボードを掲げて、国際映像のカメラに収められていた少年だ。
名前はアントゥアン・ジマーくん。お父さんのピエールさんと観戦に来た3回目のベルギーGPは、忘れられない週末となった。
マクラーレンがジマーくん親子をパドックに招待。モーターホームであこがれのバンドーンに会っただけでなく、ガレージへ行って、生のF1マシンを見るという経験をしたからだ。
もうひとりの少年は、マキシム・デュボワくんだ。彼を招待したのは、『メイク・ア・ウィッシュ』という世界中で活動しているボランティア団体。
メイク・ア・ウィッシュとは「願いごとをして」という意味があり、3歳から18歳未満の難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと設立された団体だ。
そのメイク・ア・ウィッシュから相談を受けたベルギーGPの主催者が、今年特別に招待したのがデュボワくんだった。お父さんとともにデュボワくんがパドックを訪れた日は土曜日。
生憎、雨がパラついていたが、パドックでデュボワくんを見かけた多くのドライバーが、デュボワくんとツーショットを撮影していた。しかし、デュボワくんはなかなか帰ろうとしなかった。それは彼のヒーローであるバンドーンとなかなか出会うチャンスが訪れなかったからだ。ようやく、予選後にマクラーレンのモーターホーム前でバンドーンに遭遇。
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