ハースF1のロマン・グロージャンは、決勝レース中の給油を戦略のひとつとして導入することで、各チームにとっては選択肢が増え、ショーの面でも面白さが増すと考えている。
給油はコスト削減と安全性向上への取り組みの一環で、2009年シーズン末をもって禁止となった。以来、給油復活案はF1ストラテジーグループで数回議論されてきたものの、実現には至っていない。
グロージャンは、給油が再導入されればレース結果が予測できてしまうといった事態をなくし、若干の意外性をもたらすことにもつながると考えている。
「この件をGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)や、そういった場に持ち出したわけではない。だけど個人的には復活を望んでいる」と、グロージャンはCrash.netに対して語っている。
「そうすれば戦略の自由度ももう少し増すだろう。今は(戦略への)対応の仕方が、やや限られている。燃料が切れたら、切れたで終わりだ」
「僕は、もっと多くのチームが表彰台のために戦うことができて、ときには優勝できるようなF1が見たい。2012年シーズンには、7つのグランプリで7人の異なる勝者がいて、素晴らしかったんだ」
「それがこのスポーツにとって、見せ場として、観ている人たちにとって素晴らしいことなんだ」
レースの面白さを改善し、戦いの場を増やしたいと考えるグロージャンは、各チームに供給されるタイヤの品質にF1は今後もっと注目すべきだとも考えている。現サプライヤーであるピレリの品質は満足いくものではないというのだ。
ピレリは、2019年シーズン終了まで単独サプライヤーとなっている。2020から2023年シーズンのサプライヤーを決定するための入札手続きがFIAによって始められているが、2021年シーズンにはホイールの直径が18インチに変更されることも決まっている。
グロージャンは、ピレリの現行タイヤにおけるパフォーマンスとデグラデーション特性のバランスに不満を持っており、以前のサプライヤーであるブリヂストンとミシュランの、グランプリレースへの復帰を望んでいる。
「2021年についてはあまり情報を持っていないんだ。18インチへの変更は報道で知った。ブリヂストンかミシュランが戻ってくることを心から願っているよ」
「僕にとって、今のF1における大きな問題のひとつはタイヤにある。オーバーテイク、あるいは他のマシンに接近してレースを面白くすることすら、今はとにかく不可能なんだ。残念なことだね」
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