スクーデリア・フェラーリ代表のマウリツィオ・アリバベーネは、タイトル争いのライバルであるメルセデスがプレッシャーに慣れていないことを利用する必要があると語った。
アドバンテージを持っていたドイツGPとハンガリーGPで勝利することができなかったフェラーリ。セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に対して24ポイントのビハインドで夏休みに突入することになった。
メルセデスが持つ危機感。フェラーリに負けているのはパワーだけじゃない?
しかし先週末に行われたベルギーGPでは、ポールポジションからスタートしたハミルトンをオーバーテイクし、ベッテルが優勝。ポイント差を17ポイントに縮めた。
ミラノで行われたF1のデモ走行イベントで、フェラーリの聖地であるイタリアGPに向けての心境を語ったアリバベーネは、2014年に”パワーユニット時代”が始まって以来、時間がかかってしまったものの、フェラーリはメルセデスにパンチを見舞わなければならないと話した。
「彼らはそれに慣れていない」
「ここ数年、我々は頭を抑えられていた。我々は何度もパンチをもらったが、その度に起き上がってきた」
「我々はそれに慣れているが、彼らはそうではない。チームメンバーに言ったことは簡単だ。『彼らにプレッシャーをかけ続けよう』ということだ」
「メルセデスに追いつくのが早くなろうと遅くなろうと、攻撃的に彼らにパンチを浴びせなければならない。我々はそれがどれほどきついことなのか知っている」
「今は、彼らにそれをお見舞いするタイミングだ」
2014年から4年連続でダブルタイトルを獲得しているメルセデスだが、今季は開幕戦から接戦が続き、13レースを終えた時点でベッテルとハミルトンがともに5勝を挙げている。
現在、メルセデスはコンストラクターズランキングでもフェラーリを15ポイントリードしているが、今季のフェラーリはパワーの面でもメルセデスをリードしているとみられている。
ベルギーGPで両者がパワーユニットにアップグレードを投入したが、その差は縮まっていないようだ。そのためパワーが重要となるモンツァでも、フェラーリが優勝候補だと考えられている。
しかしアリバベーネはベルギーでの1勝で調子に乗ってはいけないと、チームに警告した。
「我々はリカバリーしているが、まだビハインドだ」
「ひとつのレースに勝っただけであって、チャンピオンシップに勝ったのではない。我々の目標はタイトルであり、それを頭に入れておかなければならない」
「慣れていないメルセデスに、常にプレッシャーをかけていかなければならない」
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