MotoGPイギリスGPの予選では、ホルヘ・ロレンソがポールポジション、アンドレア・ドヴィツィオーゾが2番手と、ドゥカティが1-2体制を築いた。決勝レースは雨の予報となっているが、彼らは揃って競争力があるだろうと自信を語った。
イギリスGPの予選は、雨により波乱の展開となった。予選直前のFP4の途中から雨が降り始め、ターン7で転倒するライダーが続出。本来の予定よりも25分遅れてQ1が始まると、次第に路面コンディションが回復していった。
MotoGPクラスのレース開始を前倒し。雨を避け日本時間19時半スタート
しかしQ2開始を待つ間に再び雨が強まったが、大幅に遅れて行われたQ2でも徐々にコンディションは良くなり、終盤ロレンソがトップタイムを更新して今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。
予選後、ロレンソはチームの公式ホームページに次のようにコメントを寄せた。
「今シーズン2回目のポールポジションを獲得できてとても嬉しい。トラックコンディションは非常に難しくて、ミスをしやすかった。レインタイヤを使うのに十分な水の量で、僕の戦略はうまく機能した」
「どこが限界のなのかを探るために最初からかなりハードにプッシュして、最終ラップにアタックする前に少しずつタイヤを温めた。ブレーキング中に何度かミスをしたけれど、最後に良いアタックができた」
「僕がポールポジションを獲得したうえに、アンドレアが2番手だったので素晴らしい結果だと思うし、チームのことを考えても本当に嬉しい」
チームメイトのドヴィツィオーゾが2番手につけ、ドゥカティは1-2体制を築いた。初日をトップタイムで終えたドヴィツィオーゾは、コース上には乾いている箇所と濡れている箇所があったため、タイムを出すのが難しかったとコメントした。
「全体的に今日はミスをしやすいコンディションだったけれど、うまくいった。トラックの3/4は完全にドライだったので、レインタイヤで良いタイムを出すのがとても難しかった。でも僕たちはそれをやったんだ」とドヴィツィオーゾは話した。
「おそらく明日も雨が降るだろうし、フロントロウからレースをスタートすることが不可欠だと思っていた。僕らはウエットコンディションで十分に走り込めていないので、何が見込めるのかもわからない。だからフロントロウからのスタートはアドバンテージになる」
決勝レースも雨の予報となっており、ロレンソは転倒が続出したターン7のコンディションを懸念しているが、競争力はあるはずだと語った。
「明日のレースに関しては、もしウエットだったら、僕らには競争力があると思う。万が一雨の量が多かった場合は、ターン7のコンディションを心配しているけれど、それでもバイクのフィーリングはかなり良い。いずれにせよ待ってみて、とてもタフになるであろうレースに向けて準備をしなければならない」
フロントロウというアドバンテージを得たドヴィツィオーゾも、速さがあると自信を見せた。
「今週末は競争力を発揮できているし、速さもある。ドライでも良かった」
「だけどもし明日雨が降ったら、僕たちは今週末経験したことのないコンディションでレースをすることになる。でもそれは全員にとって同じことだし、最善の方法でその状況に適応しよう」
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