ベルギーGPの予選を16番手で終えたルノーのカルロス・サインツJr.は、セッション中は安定性のないマシンに苦労させられたと語り、レースに向けてセットアップを大幅に変更してピットレーンからスタートする可能性もあると語った。
サインツJr.は、予選Q1では酷いマシンバランスに悩まされた。結局Q1の結果は16番手で、Q2に進むことができなかった。なお、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグとバルテリ・ボッタス(メルセデス)がパワーユニット交換によりグリッド降格ペナルティを科され、最後尾からのスタートが決まっているため、サインツJr.は14番グリッドからレースをスタートすることになっている。
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予選を終えたサインツJr.は、チームが問題の原因を解明できていなかったと話した。
「僕らはまだそれがわかっていない」
「予選でドライブしたマシンは、FP3で僕がドライブしたマシンとは違った。FP3の時は、トラック上で10番手か11番手だろうと考えていた」
「予選に向けて楽観的に構えていた。でも最初の6つか7つのコーナーを通過したところで、マシンが予選前のものとは全く違うとわかった。オーバーステアが酷くて、安定性もなくて、毎ラップ何度もスナップした。きちんとしたラップをまとめることが難しかった」
「2回目のアタックでは良くなるだろうと思っていたけれど、実際は酷くなっていった。今はまだこれを分析しているところだ」
マシンのセットアップを大幅に変更し、ピットレーンからスタートすることをチームは検討しているのかとmotorsport.comが尋ねると、サインツJr.は「おそらく、それも話し合っているだろう。今は調査中だ」と答えた。
また何かが壊れているのではないのかという質問には、「それも調べている。予選が終わってからまだあまり時間が経っていない中で、それに答えるのはとても難しい」と話した。
「唯一わかっていることは、マシンがこれまでとは全く違ったということだ。こういう状況では、良いラップをまとめるためにQ1でプッシュすることも本当に難しかった」
また彼は、金曜日に導入した新しいフロアが非常に良く機能していたため、今回の予選結果には特に落ち込んでいた。
「昨日(金曜日)はポジティブだと感じられた。でも今日のマシンバランスでは同じことは言えない。昨日フロアを交換してFP2を走ったのだけど、僕のショートランとロングランのペースを見てみれば、良い結果を見込めるものだとわかるだろう」
「だから今日はフラストレーションを抱えている。昨日も、ソフトタイヤを履いた今朝の走行でもペースはあって、スーパーソフトタイヤで走っている人たちに近いタイムだった。おそらくはタイヤの問題で、僕たちがスーパーソフトタイヤに適切に適応できていなかった。あるいは、マシンの問題だ」
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