鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿10時間耐久レース。今回のみ#18 TEAM UPGARAGEの第3ドライバーとしてチームに加入している井口卓人は、マザーシャシーとピレリタイヤの相性があまり良くないことを明かした。
TEAM UPGARAGEはスーパーGTでは中山友貴、小林崇志のコンビでエントリーしており、井口にとってはライバルチームではあるのだが、鈴鹿10Hでは助っ人として加入。5月に行われた合同テストからマシンの感触を確かめていた。
エヴァンゲリオンカラーで参戦のアンドレア・カルダレッリ「いざ“乗る側”になると……ちょっと不思議な気分」|鈴鹿10H
ただ、今週末は金曜日の午前中に行われた特別スポーツ走行でギアボックストラブルが発生し、貴重な走行時間を奪われてしまった。
「金曜日の朝の走行でギアボックスにトラブルが出てしまいました。テストではウエットコンディションでしか走っていなくて、しかも(ウエット路面では)悪い印象しかなかったので、ドライでの走行時間が失われてしまったのは痛かったです」
そう語った井口。今週末に向けてTEAM UPGARAGEの黄色いレーシングスーツに身を包んでいる。
「(黄色いレーシングスーツは)いやー、慣れないですね。クルマの印象も(BRZと比べると)違います。それぞれ良いところがあって甲乙つけがたいところですね」
ただ、今週末に関してはピレリタイヤとマザーシャシーの相性が合わない模様。予選も26番手に沈んでしまった。
「それよりもタイヤがマザーシャシーに合わないかなという印象です。ドライでもウエットでも厳しいなというのが現実です」
「今の状況を考えると“勝ちたい”と自信を持って言える状態ではないので、とにかく淡々としぶとく走っていきたいと思います。ミスなくバトンを繋いでいけば、最後には何かいいことがあるでしょうし、何かしらの爪痕は残したいなと思います」
普段、スーパーGTでは鈴鹿で他を圧倒する速さをみせているマザーシャシー勢だが、今回はそうもいかなさそう。ただ、最後まで諦めずに決勝を戦い抜くと語った。
「かなりタフな10時間になると思いますし、特に今のタイヤのグリップ感をかんがえると不安なところもあると思います。でも、チームも最後まで色々(上位にいくために)悪あがきをしてくれると思うので、最後まで諦めずに頑張りたいなと思います」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クルーは転倒。ガスリーはピットストップの改善を誓う/F1第5戦
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?