8月19日に行われたインディカー・シリーズ第14戦ポコノで宙を舞う大クラッシュを起こしたロバート・ウィケンス(シュミット・ピーターソン)について、インディカーが続報を発表。MRI検査を経て、脊髄損傷に対する手術が現地月曜日夕方から行われている。
第14戦ポコノの7周目、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)と3番手を争っていたウィケンスは、ハンター-レイのマシン左リヤタイヤとウィケンスの右フロントタイヤに接触。互いにバランスを崩してしまう。
【動画】ウィケンス大クラッシュの瞬間も。インディ第14戦ポコノハイライト
アウト側につけていたハンター-レイはウォールにヒット。一方のウィケンスはハンター-レイの前へ滑り込むような形でスピンすると、そのままマシンへ乗り上げて空中へ。フェンスにぶつかると空中で複数回、回転する大クラッシュを起こした。
アクシデント発生後、ウィケンスはセーフティチームに救出された後、ヘリコプターで、ペンシルバニア州にあるリーハイ・バレー病院へ緊急搬送された。
その後、ウィケンスは意識があるものの、下肢や右腕、背骨、肺を損傷していることが発表されており、MRIによる検査を経て、手術が行われることが明かされていた。
チームとインディカーが発表した声明によれば「MRIによる検査の結果、ウィケンスの怪我に対する最適なアプローチ法が判明し、月曜夕方から脊髄損傷に対する手術が行われている」とのことだ。
この件について、チームとインディカーは随時、最新情報をアナウンスするとしている。
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