アメリカ・フロリダ州のロングビーチ市街地コースで行われる”グランプリ・オブ・ロングビーチ”のメインスポンサーを務めていたトヨタ自動車は、今季限りでこのスポンサーシップ契約を終了することを決断。1975年から続いてきた超長期間にわたる関係が、終了することになった。
トヨタは、1975年の9月に行われたグランプリ・オブ・ロングビーチに、ペースカーのメーカーとして参加。そのレースはフォーミュラ5000のレースだった。
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翌年から同イベントはF1の1戦となり、1983年までアメリカ西GPとして開催された。その1980年のイベントから、トヨタは同グランプリのタイトルスポンサーとなった。
1984年からはインディカーのイベントとなり、トヨタはそれ以降ずっと同レースへの関与を続けた。
グランプリ・オブ・ロングビーチの主催者は、新たなパートナーと新しいスタートを切るチャンスを手に入れたと、ポジティブな姿勢を見せている。
「我々は、レースの世界では記録的とも言える、44年間にも及ぶ長い間、トヨタと驚くべき関係を築いてきた」
GPALB(グランプリ・アソシエーション・オブ・ロングビーチ)のCEOであるジム・ミカエリアンはそう語った。
「しかし最近の議論で、トヨタはタイトルスポンサーを続行しないことを選んだ。このことにより、新しいタイトルスポンサーを見つけるチャンスが開かれることとなった」
「大成功を収めた44回目のトヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチを受け、将来に向けて興奮している。そして、市場に存在するすべてのスポンサーシップの可能性を模索している」
「トヨタが我々のイベントを成功させ、今日の形にするのを助けてくれたことに感謝したい。そしてトヨタがスポンサーパートナーの中で最も目立つな存在になったということを、我々は誇りに思う」
なお、2013年の同レースでは、佐藤琢磨が優勝。日本人として初めてのインディカーウイナーが誕生したのも、このグランプリ・オブ・ロングビーチだった。
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