フェルナンド・アロンソはマクラーレンのマシンMCL33のパフォーマンスについて、最近の金曜フリー走行中に行われている集中的な空力開発作業のおかげで、近々改善するだろうと考えている。
マクラーレンは2018年シーズンにホンダからルノーのPU(パワーユニット/エンジン)に切り替えたものの、速さの出ない2018年型デザインと明らかな空力上の弱点のために、当初期待されていた結果が出せずにいる。
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アロンソは、チームがここ数レースにおいて、丹念な作業をしており、MCL33シャシーのパフォーマンスレベルを改善するために、金曜のフリー走行時間の大半を分析やさまざまな解決策のテストに費やしていることを明らかにした。
「僕たちは懸命に作業をし、マシンの弱点を深く掘り下げている」とアロンソは述べた。
「スペインGPでは、新たなフロントノーズやそのほかのものを新パッケージとして投入した。少し挽回することができて、スペインとその次のモナコGPでは良い走りができた」
「だけどまたいくつか問題とパフォーマンス不足が明らかになった。なのでここ数戦の金曜フリー走行1回目で、空力開発と空力の理解に努めた。レースウイークについては少々妥協することになったかもしれないけれど、多くの情報を集めたよ」
アロンソはまた、そうした情報収集のデータが、2019年型マシンのデザインにおいて有利なスタートを切るのに役立つだろうとも述べた。
「今では何をすべきかが正確に分かっている」
「2018年のための対応もあるが、マシンについての70パーセントの知識と理解は来年のプロジェクトのために使われるだろう。開発には時間がかかるからね。開発に3、4カ月かかり、それから風洞実験なども行われる。来年のために作業をした方がいいだろう」
「マシンを理解するために、ときには問題に深く切り込み、パフォーマンスを掘り下げるのはよいことだ」
「だからより明確で前途のある未来が見える。今ではすべての問題と理解に取り組んでいるからね」
アロンソは、2019年以降の去就についてまだ決定していないが、結果の出ないマクラーレンを見限り、インディやWECへの転身するという噂も出ている。
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