オーストリアGPの予選でポールポジションを獲得したレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、厳しい1日だったと予選を振り返り、決勝に向けてはタイヤ選択が重要になると語った。
予選直前に行われたFP4では、ドゥカティの2台を上回るトップタイムをマークしたマルケス。迎えた予選では、Q2のラストアタックで自身が記録したトップタイムをさらに更新する速さを見せ、今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。
オーストリア予選:マルケス、ドゥカティ勢との争い制し今季4度目PP
しかしマルケスは予選後、「ポールポジションを獲れたけれど、今日はとても厳しい1日だった」とチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「当初の計画は3回アタックを行うというものだったけど、2回目のアタックでは安定していたので、そこでアタックをやめないという決断をした」
「最初のアタックでは最終コーナーでミスをしてしまい、完璧にはいかなかったので、(その後のアタックで)ギャップを縮めなければならなかった」
上述の通り、マルケスは最後のアタックでタイムを伸ばしてポールポジションを確定させた。しかし彼の背後にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が迫っており、最終的なドヴィツィオーゾとのギャップはわずか2/1000秒だった。
「とにかく、それができたんだ。週末を通してバイクのフィーリングは良いし、今日はFP3でもFP4でも速く走ることができた。特にFP4が良かった。これが最も重要なことだ」
「僕たちはプッシュし続けなければならないし、作業を続け、完全に集中しなければならない。ドヴィツィオーゾと(ホルヘ)ロレンソはペースが非常に良いし、一貫して速い。明日(日曜日)はドライコンディションになりそうだし、レースに向けてウォームアップ走行でのタイヤ選択が極めて重要になるだろう。僕はすでにソフトタイヤとミディアムタイヤのテストを済ませているけれど、硬いタイヤを理解することが重要になる」
マルケスは現在181ポイントを獲得し、ランキングトップにつけている。一方予選2番手のドヴィツィオーゾは、先週末のチェコGPで今シーズン2勝目を挙げて113ポイントでランキング3位に、予選3番手のロレンソは105ポイントでランキング5位につけている。ドヴィツィオーゾは「マルケスとロレンソとの優勝争いになるだろう」と予想しているが、今週末マルケスが2戦ぶりの優勝を飾ることができれば、彼らとのギャップをさらに拡大するチャンスとなる。
「もちろんここで優勝したい。明日は目的を持ってスタートする。もしそれが不可能でなければ、チャンピオンシップのためにポイントを獲ることができるだろう」
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