ルノーのカルロス・サインツJr.は、自分の進歩が結果に反映されていないという点で、2018シーズン前半戦は”奇妙”だと評した。
サインツJr.は、今季前半戦の12レースを終えて、8度ポイントを獲得。計30ポイントを稼ぎ、ドライバーズランキング11位となっている。
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しかしフランスGPではエンジントラブルが発生したことでポジションを落とし、イギリスGPではロマン・グロージャンとの接触でリタイアに終わった。ドイツGPではセーフティカー中の追い抜きで10秒ペナルティを受けるなど、速さとは違うところでポイントを逃し、ランキング7位のチームメイト、ニコ・ヒュルケンベルグとは22ポイント差をつけられている。
ヒュルケンベルグのチーム残留が決定していた中で、ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへ移籍することが発表されたため、サインツJr.の来季は未確定な状態に。彼はリカルドの後任候補として名前が挙がってはいるものの、レッドブルに加入するにしろ、それ以外のシートを探すにしろ、周囲へのアピールが必要な立場となった。
「奇妙なシーズンだ。シーズン序盤は、マシンを100%快適に感じることができなくても、多くのポイントを獲得することができた。(マシンを快適に感じられるように)一生懸命努力していたんだ」
サインツは夏休みに入る前に、そうシーズン前半戦を振り返った。
「バルセロナが良いターニングポイントだったと思う。安定性を得ることができて、マシンに自信を感じられるようになった」
「だけどそれ以来、レース日に多くのことが起こるようになってしまった。マシンにかなりの自信を持っていたとしても、突然ポイントが得られなくなってしまったんだ」
「ポールリカールが良い例だ。そこではエンジンの問題が起きた。しかも終盤にだ」
「僕たちは完璧な週末を過ごしていたんだ。オーストリアでは予選で良い走りができたし、ホッケンハイムでは古いフロントウイングを使ったけど、常にポイント圏内に入っていた」
「しかし、レースの中でかなり多くのポイントを失っている。チャンピオンシップは時に、今年の全体像を反映していない時がある」
今季のルノーにとって、タイヤの摩耗は大きな問題だ。オーストリアでタイヤのブリスターに苦しんだサインツJr.は、このレースがチームにとっての警鐘となり、タイヤのマネジメントを理解する上で重要なきっかけになったという。
「それ以来、僕たちはかなり慎重になったし、現実的になった。タイヤ摩耗の問題が日曜日に起こるのか金曜日に起こるのかで、決勝をもっと良いものにできるんだ」
「僕たちはそれをすごく重視している。それによって結果が良くなるレースもあれば、悪くなるレースもあるかもしれない。でも少なくとも、僕たちはなぜ問題が起きるのか、それにどうやってアプローチをするのかを知っている」
「それでも、僕たちは直接のライバルたちよりも多くのことを管理する必要がある。だけど、それについて最低限の理解と知識はあると思うんだ」
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