レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、来季から使うことになるホンダ製パワーユニット(PU)について、トロロッソで今季すでに多くの交換が行われているからといって、その信頼性が低いと考えるのは間違った解釈であると主張している。
今季からホンダPUを搭載するトロロッソ。しかし、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは共にレギュレーションで使用が許されたコンポーネント数を超過しており、すでに何度もグリッドペナルティを受けている。
ハートレーはすでに6基目、ガスリーは5基目に突入しているコンポーネントもあるが、これはハートレーがスペインGPやイギリスGPでクラッシュし、PUを一新せざるを得なかったことや、予選で後方に沈んだ際にホンダが戦略的に新しいPUを投入していることなどを反映した数字となっている。
開幕戦オーストラリアGPでは、ガスリーがMGU-Hの問題によりリタイアしているが、その後複数の変更が加えられており、問題は再発していない。
レッドブルは来季からホンダのPUを搭載することになるが、今年使用されたコンポーネント数は関係ないと、フェルスタッペンは語った。
「彼らが問題を多く抱えているとは、僕は思わない」
そうフェルスタッペンは語った。
「ほとんどの場合、彼らは予選が悪かったから、戦略的に新しいコンポーネントを投入したんだと思う」
「僕はあまり心配していない。彼らはまだ、パッケージを理解するために、レースをしている。そして、来年は新しいエンジンになるはずだ。それは大きな違いだよ」
「彼らはミスから学んでいる。それは良いことだ。そういうことは、ホンダだけではなく、他のメーカーでも起きている。だから僕は、あまり心配していない」
ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治は、カナダでアップグレードを投入した後に発生した問題は、エンジン自体に根本的な問題があったわけではないと語った。そして今後も積極的に開発を行っていくと誓う。
「次のステップアップの、正確なタイミングをお知らせすることはできません。しかし我々は、パフォーマンスと信頼性の面について、開発を続けています」
そう田辺テクニカルディレクターは語った。
「開発には優先事項があり、スケジュールを完了するためには時間が必要です」
「我々は開発を続けていきます。そして準備が整えば、我々はいつでもそれを持ってきます」
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