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スポーツ 2018.8.6

ドヴィツィオーゾ、後続を引き離すため”意図的に毎周ペースを変えて”走行していた/MotoGPチェコ決勝

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 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、チェコGPの決勝レースでは後続を混乱させようと1周ごとに意図的にペースを変えて走っていたと話した。

 21周で争われた決勝レースのうち、18周をトップで走っていたドヴィツィオーゾ。彼を含めた上位集団のライダーたちは、タイヤを温存するため、レース序盤はフリー走行から想定されるタイムよりも1秒遅いペースで走行していた。

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 レースの前半、ドヴィツィオーゾは11台のバイクが連なる上位集団の先頭を走っていた。彼は後続を惑わせるために、ある周では1分57秒台中盤、次の週には56秒台前半、次は57秒前半というように、様々なペースで走行していたことを明かした。

「最初は、(上位)グループが大きかったので、僕は何か”変わった”ことをしようとした」とドヴィツィオーゾは話した。

「特にタイヤのマネージメントが必要な時は、優勝争いをするライダーは少ない方がいい」

「でも(その作戦は)機能しなかった。なぜなら、ラスト5周になるまで先頭集団には5台のバイクがいたからだ」

 彼は、レースの終盤にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)から厳しい追い上げを受けることを予想していたという。マルケスはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に追い抜かれるまで、ドヴィツィオーゾの背後についていた。

 ドヴィツィオーゾは、「僕はラップごとに戦略を決めた」と語った。

「誰がメインのライバルなのかを考えていた。レースの1周目は、バレンティーノ(ロッシ/ヤマハ)だった」

「終盤はマルクを待っていた。というのもあらゆるブレーキングポイントで彼のエンジン音が聞こえていたし、彼がスロットルを開いているのが分かる距離にいたからね。彼にはいくらかマージンがあるのだと思っていた」

「だけど最後にはホルヘがとても良いスピードで迫ってきて、僕らのバトルが始まった。最後の5周はタイヤの性能が落ちていて、全員がそうだったと思う。簡単なバトルではなかった」

 開幕戦カタールGP以来の優勝を挙げたドヴィツィオーゾだが、ここまで優勝できなかったことにより、今年のバイクの進歩が隠されてしまっていたと主張した。

「昨年は6勝したのだから、(今年も僕が)勝たなければならないと期待されるだろう。だけど僕らはカタールで勝っただけだったので、苦しい時間を過ごしていると皆が言っていた」

「だけどあらゆることを知っていれば、そうじゃないことが分かったはずだ。僕らはすべてのトラックで昨年よりも速くなっているんだ」

「冬の間には少し前進できた。でも(シーズン中には)3つのミスをおかした。チャンピオンシップを見据えて直近2レース(オランダとドイツ)の結果を振り返ると、ドゥカティは後退していると考えるだろう。でも細かいところまで事実を把握し、昨年を振り返って比較すると、そうはなっていないんだ」

「今週末はそれを証明した。僕らのバイクは昨年よりも少し良くなっている」

 だが彼は、ドゥカティにはタイヤマネージメントの能力が不足しており、”まだ100%満足できてはいない”と明かした。タイヤについては、レース後に行われるテストで改善に取り組むつもりだという。

「(どういった作業をするのか)まだわからない。今週末はタイヤマネージメントを少し改善できたけれど、細かいところにはまだ満足できていない」

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(motorsport.com 日本版 Valentin Khorounzhiy)

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