富士スピードウェイで行われているスーパーGT第5戦富士。GT300クラスのポールポジションを獲得した#25 HOPPY 86 MCの松井孝允と坪井翔は、ポールポジション獲得は予想外だったと明かした。
約1.5kmのロングストレートを備える富士スピードウェイは、エンジンパワーで勝るFIA GT3勢が有利と言われており、実際公式練習ではGT3勢が速さを見せていた。しかし、予選では松井が2番手でQ1を通過。Q2では坪井が0.014秒差で#55 ARTA BMW M6 GT3を下してポールポジションを獲得した。
セットアップがバッチリ決まったMOTUL AUTECH GT-R。”これまでの富士の中でも最高”|スーパーGT第5戦富士GT500マイル
Q1を担当した松井は「微調整は必要だったんですけど、フリー走行からクルマのバランスは結構良かったです。ポールポジションを獲得できるとは思ってもみなかったんですけど、Q1もすごい調子が良かったです」と1日を振り返り、Q1のアタックを終え、後を託す坪井に貴重なフィードバックをしていたことも明かした。
「その中で僕から坪井選手に代わる時に、出来ることもやったので、その結果がポールポジションに繋がったのは良かったなと思います」
今季、2回のノーポイントレースがある25号車。第4戦タイではコンプレッサーのトラブルに見舞われており、坪井はそのリベンジを富士でするという思いが強かったという。それでも松井と同じく、ポールポジションは予想を上回る結果だったようだ。
「タイで悔しい思いをしたので、今回頑張りたいなという思いがありました。でも正直マザーシャシーは富士が苦手な部分があったので、ここまで来れるとは全く思っていませんでした」と坪井は語った。
「ただ練習走行も調子良かったですし、Q1での松井選手のアタックをみたらポールを狙える位置にいるということを把握できました。でもその分、GTで初めてQ2を担当する緊張とプレッシャーがすごかったです」
「Q1を終わった後に松井選手が的確にフィードバックをしてくれたおかげで良いアタックができたと思いますし、それが出来るだけのマシンを作ってくれたチームにも感謝です。みんなで勝ち取ったポールだったかなと思います」
800kmを走る長丁場となる今回のレース。グリッドのすぐ背後につけるGT3勢に対抗するためには、攻めの姿勢で臨むことが必要だと2人は意気込んだ。
「守りのレースをするというよりは、攻めないと勝てないと思います。暑い中でも、(サードドライバーの近藤翼を含めた)3人のドライバーで守るのではなく、とにかくプッシュしていければ、いけるんじゃないかなと思います」(松井)
「チームが完璧なクルマを用意してくれているので、あとはドライバーがプッシュし続けていければ良いと思います。今回のポールもみんながひとつひとつやってきたことの積み重ねで絞り出したタイムだったので、決勝でも少しでもパフォーマンスを絞り出して、優勝という結果に結びつけたいです」(坪井)
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