富士スピードウェイで行われているスーパーGT第5戦富士GT500マイルレース。予選でGT500クラスのポールポジションを獲得した#23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生とロニー・クインタレッリは、予選が行われた1日を振り返り、マシンのセットアップがバッチリ決まっていたことがポールポジション獲得の大きな要因だったと語った。
第2戦富士で優勝を飾った#23 MOTUL AUTECH GT-Rは第4戦を終えてランキング3位、62kg分のハンディウエイトを積んで今週末を迎えた。日本一のロングストレートを備える富士スピードウェイで、燃料リストリクター制限は大きなハンディとなる。松田も当初、今回は厳しいレースになると予想していたものの、乗り出しから良い感触が得られていたという。
大クラッシュの38号車LC500、決勝出走を目指し修復中|スーパーGT第5戦富士GT500マイル
「富士に来るまでは厳しいレースになるかと思っていたんですが、フリー走行を走ってみてフィーリングは悪くないなという印象でした。燃リスがある分セクター1はどうしても差があったんですが、ミシュランタイヤもすごく良いグリップをしてくれて、それがすごく良い方向にいったかなと思います」
そう松田は予選を振り返った。
「Q1は決勝用の初めて履くタイヤだったんですけど、それでもしっかりグリップしてくれて無事通過することができました」
松田のドライブで予選Q1をトップで通過した#23 MOTUL AUTECH GT-R。続くQ2ではクインタレッリがセクター3で大きくタイムを縮めるスーパーラップを叩き出す。これに敵うものはおらず、#23 MOTUL AUTECH GT-Rが今季初ポールポジションを獲得した。
「第2戦の富士の時も調子が良かったのにポールが獲れなくて、すごく悔しかったんですけど、今日は(ポールが獲れて)すごく嬉しいです」とクインタレッリは笑顔で語った。
チームとドライバーともに得意とする富士のレースの中でも、今回のマシンは最もセットアップが決まっていたと感じるほどだったという。
「クルマのバランスやタイヤのグリップも含めて、富士で初めてというくらいすごくクルマが決まっていました。乗りやすかったし、タイムも出しやすかった。朝からほとんどセットアップをいじってません」
決勝は、今季最長となる800kmを越すレースとなる。ブレーキやタイヤなど、普段以上にマネジメントする必要が出て来る。これについてクインタレッリは「午前中からフィーリングが良くて、タイヤのレンジ的にも路面温度にぴったりでした。天気予報では明日も暑くなるようです。こういう季節になると、クルマが重くても毎年良いレースができています。攻めながらきちんとブレーキをマネジメントして、チームとうまくやりたいです」とコメント。松田も、着実にマシンをフィニッシュまで運びたいと意気込んでいた。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
写真の中のセナが蘇る? アイルトン・セナ没後30年を偲ぶ【オートモビルカウンシル2024】
【MotoGP】苦境が好転しないホンダ、チーム側も予想外? 「理論的には良い改善をしているはずなのに」と困惑
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?