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スポーツ 2018.8.1

HALO搭載のスーパーフォーミュラの新型マシンをドライブした山本尚貴「視界の影響はほとんどない」

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 富士スピードウェイで行われているスーパーフォーミュラに来季導入予定の新型マシン「SF19」の開発テストで、初めてHALOを装着してのテストが行われた。ドライブを担当した山本尚貴によると、視界の影響はほとんどないという。

 すでにF1やF2、GP3などでも導入されている頭部保護装置のHALO。スーパーフォーミュラでもSF19に変わるタイミングで導入を検討しており、今回の富士テストのお昼のセッションで、シグナルやフラッグがちゃんと視認できるかなどの確認が行われた。

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 #11 ホンダ開発車両のドライバーを務めた山本尚貴は「GTみたいな“ハコ車”でもないし、フォーミュラカーでもないし、新しいレーシングカーに乗った気分で新鮮でした」とコメントした。

 気になる視界についても、ほとんど影響はないという。

「乗る前は(HALOが付くことによって)見えない部分もあるのかな……と懸念していたところもありましたが、結論から言うと何の問題もないです」

「ただ、通常なら今までなかったものが増えたので、全く影響はないかと言われるとゼロではないです。瞬間的に(シグナルやフラッグ等が)見えなくなる時はありますが、それも一瞬ですし、スーパーGTでもピラーがあったりして一瞬見えなくなる時があるのと同じような感じです」

「影響がないかと言われると、以前と比べればありますが、(その影響度合いは)限りなくゼロに近い。HALOが着くことによってレース中に何か不都合が起きるようなことは、今のところ感じていないです」

 外からだと、ドライバーのヘルメット周辺がHALOで覆われているように見えるが、実際にドライバーの視界に入ってくるのは縦の棒状になっている先端部分だけだという。

「視界で気になるとすれば自分の目の前にあるセンターの縦の部分ですね。横棒になっている部分は自分の頭上にある感じなので全く視界に入ってこないです。目の前の縦棒もアンテナが付いているような感じで、走っている時の視界に対しての影響はほとんどないです」

 これからスーパーフォーミュラを運営するJRPを中心にHALOを装着した状態での様々なテストが行われていくが、山本はHALO導入を希望しているとのこと。それを実現するための課題をどうクリアしていくかが重要だと語った。

「僕個人としてはHALOをつけてほしいですし、HALOを付けた状態でレースができるのがベストだと思っています。そのためには、今ある課題をどういうふうにクリアしていったほうがいいのか、というのを考えていった方がいいと思います」

「安全性が向上することで不安に思うことも減りますし、見た目の問題について色々言われていますが、ドライバーとしては安全性が上がることに関しては歓迎です。また、世界的に見るとフォーミュラカーにHALOが付いているのが時代の流れなので、そこにスーパーフォーミュラも乗っかっていかないといけない部分もあります」

「ただHALOが付くことによって安全性は増すけど、万が一ドライバーに何かあった時の救出の部分で、このHALOが逆にネガティヴな要素になってしまう可能性もあるかもしれないので、その辺は慎重に考えないといけないなと感じました」

「オフィシャルさんだったりとか、日本国内の運営システムで安全性が保たれるのかを見ていく必要がありますし、そこへの対策をどうするかというのを、今後詰めていくことになると思います」

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(motorsport.com 日本版 吉田知弘)

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