マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ハンガリーGPの決勝レースで、ハースのロマン・グロージャンがVSC(バーチャルセーフティカー)中にオーバーテイクを行ったと無線で訴えていた。しかし彼はレース後にその意見を撤回し、グロージャンが良い仕事をしただけだったと認めた。
決勝レースの7周目、アロンソはVSCが解除された時にグロージャンにオーバーテイクされた。この時アロンソは、無線で「グロージャンはセーフティカー(VSC)中に僕を追い抜いた。デルタ(タイム差)上は僕が正しいと思う」と話し、グロージャンが不正なオーバーテイクをしたと主張していた。
トロロッソ代表「6位は素晴らしい結果。後半に向けモチベーションになる」
しかしスチュワードは、この件について審議を行わなかった。またアロンソはレース後、単にグロージャンが”良い仕事をした”だけだったと認めた。
「まるで彼は僕の財布を盗んでいくかのようだった」とアロンソはテレビクルーに話した。
「彼は僕よりも良い仕事をした」
「この周でVSCが終了するという知らせが出るときには、数秒の差があった。だからデルタを縮めようとして、グリーンになった(VSCが解除された)瞬間に僕はフルスロットルだった。でもその時にはすでにグロージャンが僕の横にいたんだ」
「彼は完璧なタイミングで、完璧な加速をしたにちがいない。それで僕はポジションを落としてしまった」
ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、アロンソの無線について「くだらない」と一蹴し、アロンソがレース中にスチュワードを思い通りにコントロールしようとしていたのではないかと示唆した。
「我々は何も間違ったことはしていないし、規則を破ってはいない。非常にはっきりとした裁定だ」
「これは意見ではない。タイミングの問題だ。彼(グロージャン)はフェアにオーバーテイクをしたのか、それともそうではなかったのか? 答えはノーだ。それだけの話だ。彼は良い仕事をした。それは明確だし、クリーンなオーバーテイクだった」
「彼(アロンソ)は常にそれ(レースをコントロール)をしようとしているし、スチュワードはそれを十分わかっているはずだ」
アロンソは、自身の無線が国際映像で放送されることについて”どこに問題があるんだ?”と予選後に不満を述べていた。しかしレース後、彼はマクラーレンのレースマネージメントを賞賛した。
11番グリッドからレースをスタートしたアロンソは8位に入賞したが、チームメイトのストフェル・バンドーン(マクラーレン)はギヤボックストラブルにより49周目にリタイアとなった。
「戦略が完璧に機能した」とアロンソはレースを振り返った。
「ピットウォールのスタッフは本当に良い仕事をした」
「残念ながらストフェルはギヤボックスのトラブルによりストップしなければならなかった。ただポイントを獲れたことには大いに満足している」
「良いレースだった。上位では良いバトルがあったみたいだけど、僕はそれをメルセデスとフェラーリの後ろで見ていた。皆レースを楽しめたと思う」
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