ハンガリーGPの金曜日、フォースインディアは破産申請を行った。この破産申請は、同チーム所属のセルジオ・ペレスの進言によるものであり、メルセデスやフォースインディアのスポンサーであるBWTも関わっている。
フォースインディアに資金を提供しているペレスだが、彼は自身の負債を取り戻すことよりも、フォースインディアの将来を守ることに意欲を持っていると話した。
メルセデス「”十分な資金を持つ”フォースインディア買い手候補は大勢いる」
「非常に難しい状況になってしまった」
「先月あたりから僕にとって非常に厳しい状況だった。チームにとってもそうだ。最終的に僕はその中にいる」
「チームで働く400人のスタッフを守るためにも、僕らは行動を起こさなければならないところに到達した」
「僕はこういったことに巻き込まれるべきではなかった。なぜなら、結局は僕はひとりのドライバーだからだ。だけど数名のチームスタッフから、チームを救って欲しいと求められたんだ」
「他の顧客から清算の申し立てがあった。これによって、チームは破産申請をするに至ったのだろう。僕は彼らをすくうように頼まれた。その結果、僕が引き金を引いて破産申請をさせたんだ」
「僕の抱える未払いの負債額には関係ない。チームを救い、チームの将来をより良いものにすること、それが僕がこれを行った唯一の理由だ」
「感情的にも、精神的にも、極めてつらかった。本当に厳しい。自分のドライビングにも集中できなかった」
「まだ弁護士たちと全ての条件を理解できていない。だけど最終的な結論は、僕たちがこれ(破産申請)をするか、チームが倒産するかのどちらかだった」
ペレスの動きにより、フォースインディアの主要株主であり、チーム代表を務めるビジェイ・マリヤと持ち株会社『Force Orange India Holdings Sarl』らによるチームの売却に関する決定権が奪われた。ただ一方で、水曜日にチームの破産申請とは別の法的措置が取られる予定だったようで、これによってチームが傷つくことを防ぐ形となった。
ペレスはまだこの件についてマリヤと話をしていないが、次へ進むためのプロセスから”自分の友人が申し分ない利益を得ること”を願っていると語った。
「個人的には、僕はビジェイのことが大好きだ」
「彼にとって理想的な状況ではないということを僕はわかっているし、胸が張り裂けるような思いだ」
「僕らは皆ビジェイがどういう状況にあるのか知っている。彼は非常に厳しい時間を過ごしている。それはただ法的にではなく、財政的にもだ」
「チームはこれ以上持ちこたえることができなかった。僕はチームのために何かをすることができる立場の人間だったので、それをやらなければならなかった」
「1月の初めから、僕たちはもはやひとつのレーシングチームではなかった。僕たちがチーム全体で協力できれば、僕は嬉しい。それに納得して、物事に集中したい」
「僕はチームがもっと安定してほしいと思っている。そうすれば次のレベルに到達できるし、僕たちはもう一度レーシングチームになれるはずだ」
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