メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、チーム運営のために十分な資金を持ち、破産申請を行ったフォースインディアの買い手となる可能性のある者はたくさんいると語った。
メルセデスは、フォースインディアの主要な債権者という立場にあり、さらにはジュニアドライバーのエステバン・オコン(現フォースインディア)やジョージ・ラッセルを抱えていることもあって、セルジオ・ペレスがフォースインディアに進言した破産申請に関わる議論に携わっていた。
ハース「フォースインディアを救い、新チームのことはその後考えるべき」
この破産申請により、チームの管財人である『FRP Advisory LLP』がチームの売却を管理することになる。一方、フォースインディアの主要株主であり、チーム代表を務めるビジェイ・マリヤは、チームを買収したいというオファーを受け入れることに乗り気ではなかった。
メルセデスは、チームを長期的にうまく運営できる新しいオーナーの下にフォースインディアが収まることを望んでいる。
加えて、フェラーリがハース、ザウバーが提携しているように、メルセデスもフォースインディア、ウイリアムズとの強力なパートナーシップを続けたいという願望を持っており、将来的にはより結びつきを強めたいようだ。
フォースインディアは、2008年に1シーズンだけフェラーリのエンジンを使用し、2009年から現在までメルセデスのエンジンを使用している。ウルフは、メルセデスとフォースインディアを結びつけたマリヤを称賛した。
「まず、10年以上もチームに資金を調達し続けたビジェイは称賛されるべきだ」
「それに彼はチームのカギとなる株主であるだけでなく、チームをサポートし、資金を調達するという熱意を持ち続けている」
「過去には彼にとって物事が難しい方向へ進み、それがチームに影響を及ぼしたこともあった」
「管財人によってこのプロセスが始められた。高い関心と十分な資金を持ち、F1でパフォーマンスを発揮するためにどの程度の出費が必要とされるかを理解していて、チームの買い手となる可能性のある者は大勢いる」
「これはチームにとっても、すべての従業員にとってもポジティブなことだろう。我々はこの10年間のビジェイの努力を認めなければならず、それと同様にその努力を忘れてはならない」
またウルフは、メルセデスは入札のプロセスがどのように展開しているのかを確認したいと望んでいることを認めた。
「管財人と共に、通常のプロセスは始まっている。我々は誰がチーム(の購入)に入札するのか、様子を見なければならない」
「我々メルセデスは、このプロセスを見ている人々に関心を持っている。新しい買い手となる可能性のある人物がどんな資金戦略でいるのか、2チーム(メルセデスとフォースインディア)の協力体制にどのような影響を及ぼすのかを理解したい。今はまだその段階にはいない」
フォースインディアの副チーム代表であるボブ・ファーンリーは、ハンガリーGPの土曜日、メルセデスがチームの売却プロセスに深く関わるようになることを認めた。
「今後は、関心を持った買い手がそれをFRPに伝え、FRPが投資対効果検討書(その投資が適切なものかどうかを判断するために必要な資料)を評価することになる」とファーンリーはmotorsport.comに話した。
「フォースインディアに取って最も適切な買い手を決めるためにも、メルセデスやF1グループを巻き込むプロセスになるだろう」
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