レッドブルのモースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、トロロッソとの契約が切れるまで、マクラーレンがジェームス・キーを雇うことはできないだろうと断言する。
マクラーレンは木曜日、トロロッソのテクニカルディレクターを務めるキーが、チームに加わることが決まったと発表した。
トロロッソのマシン開発の鍵、ジェームス・キーがマクラーレンに移籍か?
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、キーの獲得についてレッドブルと話していたという。しかしこの情報がメディアに流れ、マクラーレンによって発表されてことによって、事態は複雑化している。
前述の通りマクラーレンはキーの獲得を発表したものの、現在の所属チームであるトロロッソ側は、キーが現在の契約を果たすことを望んでいる。
「彼はトロロッソと長期契約を結んでいる」
そうマルコは改めてmotorsport.comに対して語った。
「ザクとの間に話し合いがあった。しかしその後、プレスリリースが発行された」
「だから、我々は契約に固執する。マクラーレンは、かなり長いこと待たなければならないだろう」
キーとトロロッソの契約は、2020年まで結ばれていると考えられている。
「かなり長い契約がある。なぜ我々は契約を結ぶのだろうか? 全体の状況を分析する必要があるね」
「マクラーレンはプレス発表をしているので、我々は法的な状況を細かく確認しなければいけない。しかし、彼を早い段階で解放することはないだろうと確信している」
現時点で、キーはガーデニング休暇を取っている状況なのかと尋ねられたマルコは、次のように語った。
「私が知っている限り、彼は現時点で休暇を取っている。彼を最新の情報を入手できるポジションには置いていない。それは確かだ」
レッドブルはこの状況を活用し、マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスを手に入れようとしているのではないかとの噂もある。しかしマルコは、この噂を否定した。
「それについては明確な状況だ。9月30日までにF1のシートが与えられなければ、彼はフリーエージェントになる。だから、どうしろと言うのだ?」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、キーが持つ知識に対して懸念を抱いており、現在の状況に注意を払っていると語る。
「今回の件は、明らかにジェームスとトロロッソの間の問題だ」
ホーナーはSky F1にそう語った。
「しかし、レッドブル・テクノロジーは、トロロッソにサービスを提供している。だから、知的財産という意味ではとても敏感である」
「それは、我々が守っているものだ。だから我々は、比較的近い将来に、ジェームスとトロロッソの状況を理解したいと思っている」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?